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4●初代ゴジラのイメージカラー
『ゴジラ』(1954年)では、ゴジラは東京の各所を蹂躙します。
その多くのシーンは、建物を破壊し、防衛隊の攻撃に対して熱戦を放射して破壊、ゴジラが通るあとには炎が舞い上がります。
もしこれがカラー作品であるならば、ゴジラの表面には炎の照り返しで赤みを帯びたシーンが多いのではないかと思うのです。
夜のシーンとはいえ、ゴジラの姿を見せなくてはなりませんのでライティングでもしっかり当てられてますから、より赤みの増したボディに見えるシーンが多いのではないでしょうか。むしろ黒系に見えるシーンは少なく感じるほどです。
そういう意味では、今回の茶系の塗装もあながち全く違う方向性ではないのかな……と無理矢理ながらも思ったりしてます。
余談になってしまいますが、炎の照り返しを表現したものとしては以前発売した「ポスターカラーバージョン」が近いでしょうか。
それでも、より赤みを強調した、炎の中を進撃するゴジラを表現した、赤い初代ゴジラもいつか作って見たいものです。
この第1作『ゴジラ』は、すべての原点であり、モノクロ映画、そして60年以上前に作られたものですから、今でも不明な点が多い作品です。それだけにこうしてイメージを膨らませて配色などを考えることが必要となります。
その作業は作り手のイマジネーションが必要とされますから、やりがいがありますし楽しいものです。
そういう意味では、ゴジラの色など、永遠に謎のままでもいいのかもしれません。
カラーで第1作『ゴジラ』を見たいという気持ちもないわけではないのですが、このまま想像を膨らませて楽しむ要素が失われるぐらいであればモノクロのままでもいいのかもしれません。
今回は私個人が特にイメージしたカラーリングでしたので、どこまで皆様に喜んでいただけるか不安でしたが、これまで同様にたくさんの方々からご注文をいただき感謝しております。
また機会があれば、別のイメージの初代ゴジラのカラーリングを考えて見たいと思っております。
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