こころラボ

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やり直しのバイオリン:思い出

2021-03-17 12:35:00 | 日記

バイオリン以外の楽器はブログに写真を載せたけれど
バイオリンは載せていなかった気がするので、撮ってみました。



高1の習い始めた頃に、親に買ってもらいました。
ケースも当時買ってもらったもの。
布のカバーもあったけど、それはとっくに劣化して廃棄。
楽器のメーカーは地元愛知が誇る「鈴木バイオリン」。
日本で初めてバイオリンつくったみたいです。
バイオリン教室の「スズキ・メソード」も始めたメーカーのようです。

なんでバイオリン始めたかというと
母親に「習ってみる?」と言われたから。
母親は若いころバイオリンに憧れていたらしい。
私は弦楽器、特にバイオリンの音が好きだった。

でもそれだけじゃないのかも。

高校入試の時、当時の受験システムが2校一組になっていて
例えば1組の受験をすると、合格するまでA校になるかB校になるかわからなかった。
私は家から自転車通学できるA校へ行きたかったけど、結果はバスと地下鉄を乗りつぐB校。
同じ中学から1組を受験した子はほとんどA校になり、B校に知ってる子が全然いなかった。
通学路線は激混み。
バス停にバスが来ても、満員過ぎてバスが通過。乗れない。
地下鉄もぎゅうぎゅう詰め。
入学から半年くらいはしょっちゅう遅刻してた。

友だちもできなくて、なんか泣き暮らしてたな~。

母は私が落ち込んでるのを励まそうとして
「バイオリン習う?」って言ってくれたのかもしれない。

通ったバイオリン教室はスズキ・メソードではなく、通学途中にある文化センター内の音楽教室。
激混みのバスや地下鉄にバイオリンを持って乗るのは無理だったので
週1のレッスンのある日は母が楽器を持ってきてくれて
30分のレッスンが終わった後、二人で喫茶店に入っていつもケーキ食べてから帰ってました。
それを3年間続けてくれた母に改めて感謝です。

高校を卒業してからも、1年くらいはレッスンを受けてたかな。
第3ポジションまでは確実に習った気がする。第5もやったような?
ビブラートも教えてもらった気がする。
けれどもなんやかや忙しくなって、レッスンもやめてしまった。

それでもバイオリンはたま~に弾いてて
海外に住んでた時も持参してたなあ。

社会人になってから近所にヤマハ音楽教室ができて
1年くらいレッスンを受けに行ったとき
長いことバイオリンも放置してたから心配だったけど
先生に「このバイオリン、いい音出てるよ」と言われてうれしかった。

また放置期間が長くなって
「いや、やっぱり弾こう」と心を入れ替え
工房へ持っていったら
「膠がはがれてる」と言われて修理もしたっけ。
弓もなるべく定期的に張り替えてもらうようにしています。

そして今に至る。
割と真面目に練習しています。
「美女と野獣」の難関「重音」も特訓の成果が出て音がきれいになってきました。
  ここ ↓


なんでこんなに難しいかわかった。
「重音」と「ポジション移動」が重なってるからだ(今頃気づいたんかーい!)
最近は、重音部分しか練習してないかも(ご近所迷惑)。
頑張ってるけど、左手も右手もまだまだです。

重音が難しい「美女と野獣」に飽きると
「ピアノとのコラボ」をしています。
コラボって大層に聞こえますが
キーボードの練習に使っているピアノの教本に簡単バージョンのポップス曲が載っているので
それをバイオリンで弾くだけ。
でも、難し過ぎる重音に比べると楽に弾けるので楽しい。
それでストレス発散~。

バイオリンは練習歴が最も長いので、いろいろ思い出があるものですね。

そういえば、バイオリンやその他の楽器に名前を付けてみました。
恥ずかし過ぎてここには書けませんが、ふと降ってきた名前を採用。
さらに愛着が湧くかしらん。

バイオリンさん、これからもよろしく。


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