横須賀市久里浜 ピアノ教室「音のアトリエ・YUKI」のブログ

神奈川県横須賀市久里浜のピアノ教室。
ピアノを通して 子どもたちの心の成長や
アトリエでの様子をお届けしています。

童謡の歌詞・・・・・いつのまにか変わっていた

2015年02月17日 | 合唱
横須賀市久里浜で練習をしている女声コーラスポピー。
今年は、童謡メドレーを取り上げて練習し始めました。

昨日 練習していたいくつかの童謡の中で
「七つの子」を歌っていたとき、歌詞の一部に
あれ?と感じた方が何人かいらっしゃった。



山の古巣
いって見て御覧
   と記されていた。

殆どの方が(私も) 山の古巣
覚えていたからです。

練習が終わってからすぐに、この楽譜の出版社に問い合わせをしたところ
童謡の歌詞は、文科省(文部省)によって変わることもありますが、
この楽譜では、編曲者の先生が手にしていた原本が 
「古巣に」となっていたので
そのように記しています。という回答でした。


ふ~ん、そんなものなのかと思いつつ、
いつから変わったのだろう?と調べてみると
大正時代に発野口雨情が「金の船」で発表した『詩』は、
「古巣に」となっていたことは確かなようです。

「てにをは」が変わると日本語のもつニュアンスも
少し変わるように思いますが。
このあたりは、作曲をした時に「歌詞」としての変更があったのでしょうか?

また、もともと可愛(かはい) 可愛(かはい)となっていた部分も
可愛い(かわいい)と 歌われている場合もありますね。

歌詞を勝手に変えてはいけないと、最近の歌謡曲でも
時々耳にしますが、
この時代に 野口雨情が生きていたら、どうお感じになるかしら?
と、ふと思ってしまいました。


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2 コメント

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へ! (kawa)
2015-02-19 23:06:37
私も、「に」は違和感があります。
「かわいい」も…。
この歌の雰囲気が
変わってしまうようで
ちょっとなぁ…>_
返信する
❤kawaさんへ (YUKI)
2015-02-24 15:40:44
口にして歌いなれてしまうと、確かに違和感がありますね。
でも、このように調べてみると、原作は「に」だったのね・・と、野口雨情の時代に思いを馳せてみたり。
一言変わると、日本語は微妙にニュアンスが変わるので難しいですよね。
返信する

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