気になること

視点を変えて、近頃気になること

お金の向こう

2021-12-04 16:45:20 | 日記
 会社員時代には、自社株を毎月少しづつ買う持ち株会があった。株の購入値が安い月もあれば高い月もあるが、平均すると当時の株価は現在よりもかなり高かった。退社と共に個人で引き取って処分も自由にできるのだが、高い時代に売りそびれた株が残っている。今の株価ではかなり損をした計算であり、売るに売れない。

 ところで、ユニセフや国境なき医師団などの国際組織から寄付の依頼がよく来る。地球温暖化などの問題が山積する中、世界のどこかで絶えず紛争が起こっている。また大きい災害があった時の支援組織や、地域で恵まれない子ども達に援助をしているグループも寄付を求めている。時に若干の寄付をするが、全国や国際規模の寄付よりも、代表者の顔を知っている地域の団体への方が有意義さを感じる。

 不思議ではあるが同じ支出でも、株で損したと思う感情は額に関わらず結構大きい反面、どのように利用されるかはよく分からない寄付についてはそれほど損失感情がない。一方で買物をする時は、前二例に比すまでもなく、ごくわずかの金額にも関わらずポイントをくれる賞品をつい買ってしまう。
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