四季のつれづれ

移りゆく季節の中で感じる喜び・・・

映画 「HACHI 約束の犬」

2009-08-22 20:13:39 | 本 映画 DVD
久し振りに映画を見に行く。
日本ではおなじみのハチ公の物語。

ハリウッドでどのようにリメイクされているのか興味津々。
リチャード・ギアも好きな俳優だし、
何と言っても犬の名演技。


姉と姉の5歳の孫クンと一緒に見に行く。
孫クン、大人しく見ているのかと心配したが
自分の家でも犬を飼っているので
犬の仕草に見入っていた。

映画の方は忠犬という日本的なお話を
アメリカに置き換えるのは多少無理な感じもするのだが
教授とハチのほんわかとする日々は楽しめる。
駅で待ち続けるハチが年老いていくのを
何匹かの犬が演じ分けているのだが
犬の表情がなんとも言えない。
日本の映画がホラーだけじゃなく
こんな映画もリメイクされるのはうれしい。


映画 「おくりびと」

2009-06-20 09:00:24 | 本 映画 DVD
最近、見たい!と思う映画があんまりなくて
久しぶりの映画。
去年話題をさらった「おくりびと」を遅ればせながら…

姉から無料鑑賞会がある~と誘われていそいそでかける。


DVDを借りて見るつもりだったがホールの大きな画面で
見るのはやはりいいものだ。
もう見られた方も多いだろうが
やはり静かにしみじみと心に沁みるいい映画だった。
2年前、義母が亡くなった時、
遺族の前でこういう儀式をしてもらった。
淡々と丁寧に行われる過程を経て、
安らかな最期の顔を見て
心からありがとうと思ったことを思い出した。

本 「夕映え天使」

2009-02-20 12:29:34 | 本 映画 DVD
今週は図書館に予約していた本が3冊も入って
読書三昧の一週間

浅田次朗 「夕映え天使」

寂れた商店街の中華料理屋の老いた父と中年息子の前に
現れた女性。そしてまた忽然と消えてしまう。
そして警察からの電話に、出かけていくが…
切ない、ほろ苦い結末。
他に「切符」
  「特別な一日」
  「琥珀」
  「丘の上の白い家」
  「樹海の人」の六つの短編。

中で気に入ったのは「切符」
「特別な一日」はラストにびっくり!
時代物から現代物まで浅田次朗の作品は
面白くて、ちょっと切ない。

映画 「まぼろしの邪馬台国」

2008-10-30 12:27:45 | 本 映画 DVD
昨夜は「まぼろしの邪馬台国」の試写会へ
昭和40年代に邪馬台国論争を巻き起こした
「まぼろしの邪馬台国」の著者 宮崎康平氏と
彼の妻和子さんの物語。

島原鉄道の社長でもあり、郷土史研究家でもあった康平は
かなり破天荒な人だったらしい。
社長を解任され、邪馬台国研究に没頭していく康平と
彼を支える和子はやがて、夫婦で吉川英治文化賞を受ける。

映画の大半は和子の30代か40代の話
その和子を演じる吉永小百合。
いつまでも若々しくきれいな吉永小百合に
無理があるとまでは言わないけれど、
ちょっとひくものがあるのは私だけ…?
康平役の竹中直人の快演?怪演?はよかったと思う

そう言えばこの頃の邪馬台国論争は覚えている。
魏志倭人伝の記述はいろいろな解釈ができるようで
いまだに解明されていない。
謎があるから歴史はおもしろいんだろうな。

映画は11月1日から全国ロードショー

映画 「容疑者Xの献身」

2008-10-27 09:57:39 | 本 映画 DVD
小雨降る日曜日。
夫はまた、大台ケ原へ出かけた。
先週の見事な紅葉に大満足の私は、丁重にお断り


そして、私は迷っていた映画「容疑者Xの献身」を見に行く。


原作で感動すると、映画という限られた時間に詰め込まれる内容に、
果たしてがっかりするんじゃないかと思って、迷っていたのだが…
それに容疑者Xとなる石神役の堤真一が男前すぎるんじゃないの?
と言う思いもあった。
でも、さすがに役者さん。なんともうらぶれた高校教師を
見事に演じておられる。
隣に住む花岡靖子の殺人を石神が隠ぺいするのだが、
天才数学者がとった行動。
警察の尋問に淡々と答えていた石神が、
最後の最後に靖子の一言に号泣する姿に
またまた泣かされてしまった。


映画「P.S.アイラヴユー」

2008-10-25 16:51:36 | 本 映画 DVD
いくつになってもラブロマンス映画は好き。
ラブロマンスと言うよりはラブコメディーの部類にはいるかな?
もう観に行って数日たってしまったが、「P.S.アイラヴユー」

最愛の夫の死が受け入れられずに、落ち込み、ひきこもる妻の元に
亡き夫から、誕生日プレゼントとともにメッセージが届く。
そして次々と送られてくる消印のない手紙。
家族、友人、そしてこの手紙に導かれ
徐々に前向きに生きる力を取り戻していく…

主演のヒラリー・スワンクは今まで2度のアカデミー賞に
輝いた役柄はかなりストイック。
こんな女らしい役はちょっと拍子抜け
母親役のキャシー・ベイツも好きな俳優。
じ~んとくるのかと、かなり期待していったのだが
ちょっとコメディーっぽく仕上がっていて
出演者に比べると、内容はまずまずと言うところかな?!

本 「容疑者Xの献身」

2008-10-23 13:07:40 | 本 映画 DVD
バイク通勤から電車通勤に変わった三男が
電車の中で、本を読むようになり、
最近、凝っているのが「東野圭吾」
読み終わった本を次々私に回してくれる。

今日読み終わったのは
映画でも話題になっている「容疑者Xの献身」

本の内容は置いといて、
不覚にも私は本を読みながら泣いてしまった~
映画を観に行こうかどうか今、迷っている…

DVD 「最高の人生の見つけ方」

2008-09-27 11:50:08 | 本 映画 DVD
今年の5月に上映されて、ぜひ観に行きたいと思っていたが
行けなかった映画「最高の人生の見つけ方」。
先日、DVDが出たので、早速借りてくる。

監督 ロブ・ライナー
  「スタンド・バイ・ミー」や「ミザリー」を手がけている。
出演 ジャック・ニコルソン
   モーガン・フリーマン
二人のアカデミー賞俳優が出ているというだけで興味津津。


大金持ちのニコルソンと自動車修理工のフリーマン
まったく違う境遇の二人の共通点は末期ガンで余命六か月ということ。
原題は「The Bucket List」棺桶に入るまでにやっておきたいことのリスト。
荘厳な景色を見る、涙がでるほど笑うなどいろいろ書きだしたリストを実行に移す。
死を目前にした二人の話なのだが、最初から最後まで笑わせてくれる。
二人の掛け合いも面白かったが、私は秘書役を演じたジョーン・ヘイズの台詞がすごく素敵で気に入っている。

余命六か月と言い渡されたら…
こんな夢のような贅沢を許されない私はどう過ごせば?
やはり知らずに逝く方がいいかなあ…

映画「幸せの1ページ」

2008-08-28 11:30:52 | 本 映画 DVD
昨日は久しぶりの映画。「幸せの1ページ」



原作はオーストラリア在住の作家の児童文学。
地図にも載っていない南の孤島で暮らす少女と海洋学者の父。
楽しみのひとつ、冒険小説「アレックス・ローバー」の作者を
巻き込んでのファンタジー映画。

芸達者で知られるジョディ・フォスターが
いつもの知的でクールな役柄から一転。
潔癖症でひきこもり、一歩も外へ出られない作家を
演じているのだが、笑える…
少女役の女の子も、アカデミー賞に
ノミネートされたこともある芸達者。

見ていて楽しく、ほっこりできる映画。
南海の孤島なんだけど、電気もきてるし
インターネットだってできる…
でも、そんなこと、気にしない、気にしない

9月6日から全国ロードショー


映画「クライマーズ・ハイ」

2008-06-28 10:04:30 | 本 映画 DVD
昨夜はいつもブログにコメント下さるフユソナさんからの
お誘いで、「クライマーズ・ハイ」の試写会へ。


1985年8月12日、自分の一生の中で、かなり鮮明に覚えている一日だ。
あの日の夕方は、家族でキャンプに出かける用意に追われていた。
テレビのニュース速報で、日航機が消息を絶ったと流れていたが、
それほど気にも留めず、渋滞を避けるため、夜になって出発。
翌日の昼からキャンプ場の近くへ、買いだしに出かけ、
そこで買った新聞で大惨事を知った。
それでも3日ほど、キャンプを楽しみ、詳細を知ったのは帰宅してから。
そして、休んでいた仕事に戻り、職場の先輩のFさんの、
娘さんのご主人が、東京への出張の帰りに、あの飛行機に
乗り合わせておられたと知った。
もちろん、娘さんも存じ上げており、あの時で、3歳ぐらいの女の子と
お腹に赤ちゃんがおられた。
2年程前に、先輩のFさんと電話で話した時、あの時の、男の子が
もう大学生なんよ~と話しておられた。
そんなこともあって、横山秀夫のこの小説が出たのは知っていたが、
ちょっと、読む気にもならなかった。

さて、今回の映画。
もちろんフィクションの新聞社を舞台にしているのだが、
新聞記者の壮絶な取材の現場を見せられて息をのむ。
他社とのスクープ合戦、しかし誤報は許されない。
あくまで新聞記者の報道にすべてをかける姿を追う映画としては
かなり見ごたえがあった。
ただ、新聞社の社長の、アクの強過ぎるのが気になる。
この人の登場は必要あるのかなと思ったが…