四季のつれづれ

移りゆく季節の中で感じる喜び・・・

「草原の椅子」試写会

2013-01-29 09:05:04 | 本 映画 DVD
先週体調を崩して、すったもんだしましたが、すっかり回復。
無かった食欲も以前に増して、モリモリ
ご心配をかけて申し訳ありませんでした!

さて、体調も戻り、昨夜はフユソナさんからいただいた映画の試写会に~
宮本輝原作の「草原の椅子」です。


  バツイチで、年頃の娘と二人暮らしの遠間憲太郎に、
 50歳を過ぎて三つの運命的な出会いが訪れる。
  ひとつは、取引先の社長・富樫に懇願され、
  いい年になってから親友として付き合い始めたこと。
  もうひとつは、ふと目に留まった独り身の女性・貴志子の、
   憂いを湛えた容貌に惹かれ、淡い想いを寄せるようになったこと。
  3つめは、親に見離された幼子、圭輔の面倒をみるようになったこと。
  憲太郎、富樫、貴志子の3人は、いつしか同じ時間を過ごすようになり、
  交流を深めていく中で、圭輔の将来を案じ始める。

  年を重ねながら心のどこかに傷を抱えてきた大人たち。
  そして、幼いにも関わらず深く傷ついてしまった少年。
  めぐり逢った4人は、ある日、異国への旅立ちを決意する。
  そして、世界最後の桃源郷・フンザを訪れたとき、
   貴志子が憲太郎に告げる。
 「遠間さんが父親になって、私が母親になれば、あの子と暮らせるんですよね」



遠間憲太郎を逞しさと優しさをにじませる佐藤浩市、
取引先の社長富樫をちょっとおちゃめな西村雅彦、
貴志子を足の指を骨折しながら頑張ったという吉瀬美智子、
子供を虐待する母親をノーメイクでその異常性を表していた小池栄子…
う~~ん、何か心がほっこりする映画でした

フユソナさんありがとうね


映画 「あなたへ」

2012-10-05 19:33:04 | 本 映画 DVD
夫が家にいるようになったら、まず行こうと言っていた映画。
近くの映画館の予定を見ると、明日からは午後から1回きりの放映で
行くなら今日しかない!ということで、二人で出掛ける。

久し振りの高倉健の主演映画で、映画は滅多に見ない夫と出掛けた。
高倉健以外にも、主演級の俳優が目白押し。
映画自体は、??という感じだったけれど、健さんはやはりすごい。
あれだけの脇役が結構みなさん緊張してはるのがよくわかる。

中でも草剛、大滝秀治がよかったなぁ。

でもこういう夫婦愛の映画、長年連れ添った夫と見るのは
ちょっと面映ゆいなぁ。
富山から平戸までのロードムービー。
また行ってみたいところが出てきて、これからの楽しみとなった。

映画「ステキな金縛り」

2011-11-01 10:25:12 | 本 映画 DVD
昨日、朝のうちに家の用事をさっさと済ませ、見てきました。
三谷幸喜の新作「ステキな金縛り」



まあ、出てくる、出てくる。豪華なキャスト!
見逃してはならじと必死に画面を見ていたので内容は?
この映画には、コメディ、法廷ミステリー、ファンタジィ、主人公の成長物語、
そして感動ドラマとびっしり詰まっているとのこと。
でもミステリーに死んだ人を連れだせば、一挙解決。
それには無理があるでしょうと思いつつ、次から次へと繰り広げられる
コメディな部分に笑いっぱなし…

でも私的には、前作の「マジック・アワー」の方がおもしろかったなあ。

ひととき嫌な事を忘れ楽しむのもいいのでは?

映画 「星守る犬」

2011-06-18 19:19:03 | 本 映画 DVD
昨日は映画「星守る犬」を見に行ってきました。
原作の漫画を読んだときから、もう一度泣きに行こうと思っていたので…


主人公の男「お父さん」、愛犬「ハッピー」
お父さんは死後半年、ハッピーは死後数日。
この差が涙を誘います。
お父さんの生き方は女の身から見てもあまりに投げやり。
それでも泣けてくるのはお父さんとハッピーの絆。
大地震の前に撮影された東北の映像が印象的です…

雨の日は図書館に…

2011-05-29 17:29:36 | 本 映画 DVD
よく降りますねぇ~
こんな日は図書館へ行って、読書を楽しみましょう。

相変わらず、女性の描く時代小説が好き。
息子からは伊坂幸太郎や東野圭吾の本を借りるが、
私は図書館から借りるのはかなり偏っていて
女性が描く江戸時代の市井の物語。
宇江佐真理、北原亜以子、澤田ふじ子、諸田玲子などなど…
図書館にある彼女らの小説はほとんど読んでいる。
で、1年ほど彼女らの本を借りることをしなかった。

久し振りに図書館に行ってみると、何冊かの新しい本が入っている。
また、しばらく楽しませていただこう。

今日はあさのあつこも仲間入り。

「星守る犬」

2011-04-21 11:19:51 | 本 映画 DVD
我が家の三男は割と読書好き。
いつもお下がりの東野圭吾や伊坂幸太郎など読ませてもらっている。
そして、ご多分にもれず、漫画も好き。
その三男から「これええで~」と薦められたのが「星守る犬」


星守るとは、決して手に入らない星を物欲しげにずっと眺めている犬、
概して「高望みをしている人のこと」だとか…

ちょっと不器用なお父さんが、家族に見放され
犬と旅に出るのですが…

1冊の漫画なのですぐに読み終えてしまうのだが
読み終えて、不覚にも涙が…

これは西田敏行で映画になるとか…
その時はまたもう一度泣きに行くことになるだろう。

続編は拾われた犬にもう1匹の兄弟がいた話。
こちらはちょっとハッピーです…

映画「毎日かあさん」

2011-02-16 09:58:16 | 本 映画 DVD
お友達のフユソナさんから「毎日かあさん」見に行けへん?とうれしいお誘い
もちろん、喜んで

で、昨夜行ってきました。


漫画家、小説家でもある西原理恵子さんの実話を映画化。
離婚しても、結局は最期を看取るという夫婦を
離婚した小泉今日子と永瀬正敏が演じるというのも面白いキャスティング。

漫画家という忙しい職業に腕白盛りの息子、おしゃまな娘の子育て。
そしてそれ以上に世話の焼けるアルコール依存症の夫。
一度は離婚をするが、余命半年と言われた夫を受け入れる。
大変な状況を漫画毎日かあさんそのままに明るくたくましく頑張る主人公。
キモの座ったかあさんと活き活きとした子供たちが笑いに変えてくれて
ハンカチをすぐ出せるように用意していたが、使うこともなく
これからも逞しく生きていくんだろうなと思わせてくれる。

でも、エンディングに流れる木村充揮が歌う「ケサラ」
胸に沁みました…

マイケル・ジャクソン 「THIS IS IT」

2010-01-28 17:14:54 | 本 映画 DVD
去年、映画公開された時、期間限定で短かったこともあり
行きそびれてしまった「THIS IS IT」

多分、DVDが出れば、息子が買うであろうと
腹黒い計算で、発売日をまった。
果たして、発売次の日にアマゾンから到着!!ヤッタァ~

見ました!!!
マイケル、やっぱり貴方はすごい!!!


後年、スキャンダルにまみれて
コンサートできるのかしら?とも思っていたけれど
これを見る限り、実際にこのコンサートを
見ることが出来たのならどんなに素晴らしかっただろう。

リハーサルにもかかわらず、歌もダンスも完ぺき。
共演者にかける言葉も、スタッフに出す指示も、優しく、的確。
やっぱり「King of Pop」でした。

映画 「インビクタス/負けざる者たち」

2010-01-22 09:58:26 | 本 映画 DVD
久しぶりの試写会です。
今回観てきたのは2月5日から公開の
「インビクタス/負けざる者たち」



反アパルトヘイト運動の為、27年間牢獄に囚われた
ネルソン・マンデラさんが大統領となったが、
国内はまだ黒人と白人のしこりが根強く残っている。
そんな国民の心をひとつにするため、
マンデラさんと南アフリカ国民の起こした奇跡の物語。
1995年のラグビーワールドカップで、
弱小と言われた南ア代表チームが初出場初優勝に輝く。

「インビクタス」はマンデラが投獄中に心の支えにしたという詩の題名。
征服されないという意味だそうだ。
映画のなかでもマンデラが度々いう「許す」ということ。
その心がやがてひとつの目的にむかって盛り上がっていく。

ラグビーは長男がしていたのでよく試合も見にいったが
後半の優勝決定戦の場面では思わず手を握り締めて
心の中で行け!行け!と叫んでいた。
かなりの迫力あるシーンだった。

監督はクリント・イーストウッド
マンデラにはモーガン・フリーマン
ラグビー主将にマット・デイモン

長男にはぜひ薦めなくちゃ!

映画「沈まぬ太陽」

2009-11-04 12:48:34 | 本 映画 DVD
昨日はこの秋最大の話題作「沈まぬ太陽」を見に行く。
なにしろ3時間半の長い映画。
いつもの通り、平日にちょこちょこというわけにはいかず半日がかり。

ある航空会社の労働組合委員長として
会社と対決した主人公がその後、報復人事を受け
それに立ち向かう内容。


今話題のあの航空会社を思い浮かべるのだが
それだけに生々しく、大きな社会の枠に
振り回される人間の身勝手さや正義感に
やりきれなさを感じる。
主人公の自分の矜持を保つ信念はわかるが
女の立場から家族はたまったものではない。
前にも「クライマーズハイ」でも触れたが
知人に御巣鷹山の犠牲者になられた人の家族がいるので
あの場面は辛かった。

でも3時間半の長さも苦にならないテンポで
見ごたえは十分。