昨日の海の日、またまた
日々彩々 Ⅱのemirinさんから教えていただいた
御杖村にある岡田の谷の半夏生園へ行ってきた。
御杖村のホームページによるともうそろそろ終盤の模様。
急がなきゃあということで…
出掛けるときから空は曇り空。
桜井に入った頃から、雨が降り出し、またたく間にバケツをひっくり返したよう。
前を走る車は慣れていないのか、時速25キロほどの、のろのろ運転。
やっと追い越し車線で追い越したけれど、雨はまだまだきつい。
御杖村に入る頃から雨は上がり、青空もちらりと見える。
大体の場所は把握してきたつもりだけど、実際に走ってみると判りづらい。
結局もう少し先の、道の駅まで行って、地図をいただく。
駐車場は完備されていて、そこに車を停め、歩くこと10分足らず。
そこは白一面だった…
雑節で半夏生のころに花が咲き、葉が白くなるから、あるいは
葉の表側だけが白くなるからので半化粧から…
あるいは片白草とも…
と、諸説はあるようだが、俳句の季題にもよく出てくる。
時季が過ぎれば全部が緑になるというから、不思議な花。
半夏生の上には合歓の木がかわいいピンクの花を付けている。
こんな群生を見たのは初めて!
この2日前の土曜日。
俳句教室で、先生がこの半夏生の花を持って来てくださった。
花瓶に入った半夏生を見て私の作品
半夏生ペロりと舌をだしたよな
と作ったのだけれど、後で教室の仲間から
ある先輩が
へらへらと片白草の二枚舌
と、詠まれたと聞き、舌に見立てたのは同じでも
ずい分差があるものだと、感じ入ってしまったものだった。
でも、それもこれも花瓶に活けられた半夏生を見たから…
これだけの群生を見れば、舌などとは言ってられない…
emirinさんありがとうございました。