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重いテーマの作品は避けてきた。
原作の表紙の、裸足で土手の上を歩いている
女性の姿に心魅かれて見ることに・・・
自分の背中で死んでいった妹
腕にのこるケロイド
生きている事に後ろめたさを感じながらも
明るく生きている 皆美。
印象に残ったのは、銭湯でほとんどの人の
体に残るケロイド。それが当たり前だったというシーン。
胸に突き刺さる・・・
そして現代、祖母、伯母、そして母も原爆症で
亡くしている、七海。
父の後をつける事で、自分のルーツを見つめる事に。
経験した方は、話したくない。知らない者は
そんな話は聞きたくない。と、戦争の話も原爆の話も
風化していく。
本で、映像で残していく、伝えていくことは大切だ。
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