今日6月6日は
昭和19年(1944年)第二次世界大戦において
ノルマンディー上陸作戦が決行された日です。
この作戦は
第二次世界大戦中
連合軍によって行われた
ナチス・ドイツ占領下の北西ヨーロッパへの
侵攻作戦のことを指します。
上陸からパリ解放までの作戦全体の正式名称は
オーバーロード作戦
(Operation Overlord)
と呼ばれています。
この作戦では
最終的に200万人近い兵員が
ドーバー海峡を渡ってフランス・コタンタン半島の
ノルマンディー海岸に上陸しました。
実に
平成27年(2015年)の現在に至るまで
他に類を見ない史上最大規模の上陸作戦です。
しかしながら
ドイツ軍の必死の抵抗により
上陸作戦に続くノルマンディー地方の制圧には
約2ヶ月以上要したと言われています。
ちなみに
この日の出来事は
戦後、映画作品となって
その詳細を今に伝えています。
たとえば
昭和37年(1962年)のアメリカ映画
『史上最大の作戦』
(The Longest Day)
では
ジョン・ウェインやロバート・ミッチャム
ヘンリー・フォンダなど
名立たる名優が多数出演しています。
この作品は
アカデミー撮影賞と特殊効果賞を受賞しています。
また
『プライベート・ライアン』
(Saving Private Ryan)
はノルマンディー上陸作戦を舞台に
すべての兄弟を失った1人の兵士の救出に向かう
兵隊たちのストーリーで
平成10年(1998年)のアメリカ映画です。
監督はスティーヴン・スピルバーグで
主演は
『フォレスト・ガンプ』のトム・ハンクス
救出されるライアン役は
マット・デイモンが演じています。
アカデミー賞では11部門にノミネートされ
興行面でも全世界で大きな成功を収めた作品です。
▼トム・ハンクス
ところで
本日6月6日、日本映画
『おかあさんの木』
が公開されます。
もともとはポプラ社から発刊された
児童文学作品です。
ストーリーを紹介します。
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現代。のどかな田園地帯に佇む7本の古い桐の木。
土地の整備事業のため、役所の職員2人が伐採の許可を
取りに向かった先は、老人ホーム。
そこで待っていた高齢の女性サユリは、
時折朦朧とする意識の中、静かに力強く呟く。
“あの木を切ってはならん。あれは、おかあさんの木じゃ。”
そして彼女は、ある悲しい物語を語り始めた。
今から100年ほど前。
長野県の小さな田舎の村。若く美しい女性ミツは、
想いを寄せていた謙次郎と結婚。
裕福とはいえない生活だったが、一郎、二郎、三郎、四郎、五郎と
元気な男の子に恵まれ、幸せな日々を送っていた。
6人目の男の子・誠だけは
請われて姉夫婦の元へ里子に出したものの
さらに末っ子の六郎が生まれ、家の中はいつも賑やか。
ところが突然、謙次郎が心臓発作で急死。
呆然とするミツを支えたのは、6人の息子たちだった。
それから数年。
逞しく成長した息子たちを、今度は戦争が奪ってゆく。
まずは一郎、そして二郎。“お国のため”という名目の下
息子たちを複雑な思いで送り出すミツは、
彼らが出征してゆく度に1本ずつ桐の木を庭に植えてゆく。
まるで木に息子たちの魂が宿っているかのように
優しく語りかけながら。
そんなミツを気遣うのは、謙次郎の親友・昌平とその娘サユリだった。
だが昌平は郵便局員という立場上
ミツに息子たちの戦死を告げる辛い役回りも担当することになる。
長い戦争が終わっても
7人の息子たちは誰一人として戦地から帰ってこなかった。
それでもミツは7本の桐の木を大事に育てながら
いつか誰かは戻って来ると信じて待ち続けた。
終戦翌年の冬。唯一、生死が確認できなかった五郎が
傷だらけの姿で戻って来る。傷付いた足を引きずりながら
やっとの思いで帰り着いた五郎が
懐かしい我が家で見たものとは。。。。。。。。
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結末を
ご存知の方も多いのではないかと察しますが
スクリーンで見る作品は
また違った感動を味わうことができることでしょう。
愛にあふれた
平和な地球になりますように。
◎感謝
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