
テレビ番組で
毎週水曜日の夜9時といえば
「相棒」
という方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
日ごろ
あまりテレビを見ないけれど
「相棒」だけは毎週見ている
という友人も
何人かいますね。
「相棒」はいわゆる
刑事ドラマですが
前近代的な勧善懲悪な
暑苦しいストーリーではなく
ちょっと考えさせられる
言い方を変えれば
スッキリとしない結末が
多い作品のように感じます。
あわせて
現在の世相を反映したストーリーが
比較的目立つ感じもあります。
たとえば
2月24日(水)放映の第17話は
「物理学者と猫」
というタイトルでしたが
再現性を問われる研究の世界で
どうやら
先んじて研究結果を発表してしまった
というシナリオからして
やはり小保方さんのニュースを
思い出してしまいます。

▲STAP細胞はあるのか?
そういうシナリオが
数多く見られることからも
社会派ドラマ
と呼ばれているのかも知れません。

▲「相棒」17話ストーリーWebページ(Link)
ところで
第17話のシナリオの中で
「シュレーディンガーの猫」
が大きなテーマとして
謳われていました。
それは
量子力学の問題点を突く思考実験のことで
物理学者のエルヴィン・シュレーディンガーが
1935年に発表した量子力学に対する
批判のことを指します。

▲エルヴィン・シュレーディンガー(1887年8月12日 - 1961年1月4日)
くわしくは
この頁がオススメです。
▼「シュレーディンガーの猫」とは?(Youtube)

さて
「シュレーディンガーの猫」
とあわせ
量子力学の実験で有名なのは
「2重スリット実験」
です。
▼2重スリット実験解説(Link)

要は
それまで規則性など
ないかのように
動いていた粒子が
観測者の視点が加わった途端
それまで全く見せなかった一定の
規則性を見せたというものです。
つまり
この世にあるものは
すべて人間が意識し
決定してきたもの
換言すると
この世の中を
作っているのは
人間の意識である
ともいえます。
これが量子物理学が導き出した
ひとつの結論です。
「相棒」の第17話では
午前9時20分を境にして
同時並行的に存在する世界
パラレル
ワールド
をオムニバス風に構成していました。
一見
オカルト的に感じる現象が
科学的に証明される時代。
それが
テレビドラマのテーマになる
時代になりました。
『既に変わった世界は、今ここに存在している。だからその既に変わった世界にシフトしたければその世界と同じ波動をあなたが選べばいい。世界を変えたいのならやるべきことは自分を変えることだけなのだ。』
◎バシャール
◎感謝
