平成28年、今から4年前の5月
当時のアメリカ大統領オバマ氏が
広島市を訪問し
記憶に残るスピーチをされました。
当時
一部の識者からは
「謝罪の言葉がなく残念」
という批評もありましたが
アメリカが非戦闘員に対して
無差別攻撃をしたことを
公式に認めたことに
驚きを隠せませんでした。
以下
そのスピーチの一部を添付します。
なぜ私たちはここ、広島を訪れるのか。
私たちはそう遠くない過去に解き放たれた恐ろしい力に思いをはせるために訪れるのです。
10万人を超す日本人の男女そして子どもたち、何千人もの朝鮮人、十数人の米国人捕虜を含む死者を悼むために訪れるのです。
彼らの魂が私たちに語りかけます。
私たちに内省し、私たちが何者なのか、これからどのような存在になりえるのかをよく考えるように求めているのです。
その後
アメリカ大統領選挙において
民主党政権から共和党に代わり
トランプ氏が大統領に。
時代が逆行するかのような
アメリカの有権者の判断に対して
大きな疑問と不安を感じました。
しかし
トランプ氏の政策や言動を見るにつけ
それはスピーチを揶揄するものではなく
「アメリカ・ファースト」を掲げる
アメリカ人の
日常の幸せ
を一番に考えるからであると
感じるようになりました。
紛争や戦争は
日常が突然失われてしまう。
当たり前の日常の中に
豊かさと幸せ感じられること。
このことが
人生の目的のひとつです。
それぞれの国の人々が
それぞれの日常で
幸せを感じて生きる。
幸せな国民同士が
争いをすることはありません。
ところで
「ある日本アニメ映画に米国で最大級の賛辞!!共感と称賛の声が!」
と題した動画がYouTubeに
アップされています。
▲火垂るの墓
つい75年前の出来事は
当たり前の日常の有難さを
教えてくれています。
ちなみに
上記の動画をアップされている
KoaraKoaraさんのチャンネルには
外国からみた日本の
文化や技術に関する
クオリティの高い動画が
多数アップされています。
▲KoaraKoara
8月も終盤ですが
まだまだ暑い毎日です。
どうぞご自愛ください。