▲徳川家康
徳川家康は
江戸に幕府を開くにあたって
江戸城の鬼門(北東)方位に
神田神社
裏鬼門(南西)方位に
日枝神社
を配置しました。
また
京都では
御所の鬼門方向を欠かし
京都の鬼門に
比叡山延暦寺
を配置することで
鬼門方向に何重もの
神仏の結界(霊的バリア)を張り
平和を築く努力をしてきました。
▲京都御所の鬼門「猿ヶ辻」
そもそも鬼門(きもん)とは
干支の丑と寅の間の方位のことで
艮(うしとら)と表記されます。
陰陽道では
鬼が出入りする方角であるため
万事に忌むべき方角とされ
“要注意”
が必要とされています。
あわせて
鬼門とは反対の
南西(坤、ひつじさる)の方角を
裏鬼門(うらきもん)と言い
この方角も鬼門同様
注意が必要とされます。
また
北と西は陰
東と南は陽とされ
北東と南西は陰陽の境になるので
不安定になるとも言われています。
いずれにしても
艮の方角を神社仏閣で守護するというのは
ずいぶんと昔から
行われてきたことのようです。
さて
過去ブログ「師走のお散歩」でも
紹介しましたが
歴史の散歩道のある二葉山、牛田地区は
広島城から北東の
艮の方角にあたります。
広島においても
上記の江戸、京都と同じく
鬼門を神仏の結界で護る方法での
街づくりが行われています。
▼過去ブログ「師走のお散歩」
そんなわけで
平成27年の晦日に
ハチくんといっしょに
二葉山に御礼登山に行ってきました。
二葉山は
標高130メートル余りですが
登山口によっては階段ばかりで
結構きついコースもあります。
御礼登山は地元の
牛田南口からにしました。
▲牛田南登山口まではこんな坂が続きます
▲牛田南口へはフェンスの隙間を潜ります
▲急傾斜危険地区に指定されています
▲登山口に入るとすぐに山道になります
過去ブログ
「二葉山自然林」で紹介しましたが
この山は絶滅危惧種シリブカガシの
世界最大の群生地と言われています。
▲過去ブログ「二葉山自然林」
また
とても磁場の良い山のようで
降り注ぐ太陽の光がとてもきれいに
映り込みます。
登山道の画像を添付します。
▲樹木にはボランティアさんによってカードが設置されています
▲気持ちの良い光に包まれます
▲倒木もあります
▲登山道はかなり傾斜があります
いわゆる
パワースポットとして有名な
太陽の岩
ですが山の斜面に張り付くように
どっしりと鎮座されています。
写真から
青白い光が降りてきているのが
わかるでしょうか
▲太陽の岩全景
▲太陽の岩から広島市内を臨む(白い光の柱が映ります)
▲太陽の岩近景
▲太陽の岩から広島市内を臨むハチくん
ここからは
新幹線や在来線の音
JR広島駅のアナウンスが
ダイレクトに聞こえてきます。
そのくらい
都市部の中にある山なんです。
サンダルやヒールで登ってくる
女性もいたりしますね。
ところで
太陽の岩から
少し歩いた場所に
金光稲荷神社
の奥宮があります。
ここにも
独特のオーラを感じる
大きな岩があります。
▲奥宮とハチくん
▲奥宮の岩(御神体)
▲岩の上のハチくん
山頂公園にある
仏舎利塔では新年を迎える
六色仏旗の準備の最中でした。
仏舎利塔で御参りを済ませて
帰路に着きました。
▲仏舎利塔(二葉山平和塔)とハチくん
▲六色仏旗
▲山頂公園から広島市内を臨む
今年も一年
たいへんお世話になりました。
愛にあふれた平和な地球に
なりますように。
▲夕陽を背にしたハチくんとのツーショット
◎感謝
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