7/7に外山先生が、浦和のコミュニティセンターというところで、講演会を行いました。本日はその報告です。
以前も少しブログに書いたかと思いますが、外山先生は一級建築師の資格も持っており、そのような観点から在宅療養環境における住まいや療養室(患者さんがベッドや布団を置いて主に療養する場所)に関する検討などを行っています。以前にも一度ある会で講演を行ったことがあり、それに引き続き今回も講演の依頼がありました。以下講演のポスターからの引用です。
「病気の回復が見込めないとき、多くの人は、自宅で最期をむかえることを望んでいます。
しかし、終末期の在宅療養環境について、まだ十分な知見が蓄えられているとは言えません。
建築を学び、設計事務所での勤務経験を持つ医師である外山哲也先生は、訪問診療を通じて、がんや非がんの終末期患者さんの自宅における療養の場について、具体的なデータに基づく検討を重ねられてきました。
この勉強会では、外山先生のお話をうかがいながら、在宅での療養環境について考えます。また、そのことを通じて、ケアにおける空間の意味や役割を考えます。」
文部科学省「大学間連携共同教育推進事業」選定取組
「彩の国連携力育成プロジェクト」 勉強会
上記内容で、多職種やそれぞれの職種の学生などを対象として行い、130名程度の参加者があったようです。様々な職種(建築関係者含む)の方々とディスカッションも盛り上がったようで、外山先生自身も様々な気づきがあったとのことでした。