東埼玉病院 総合診療科ブログ

勉強会やカンファレンスでの話題、臨床以外での活動などについて書いていきます!

第19回日本在宅医学会大会に参加してきました

2017-06-24 22:56:40 | 学会活動

 先週末に、名古屋で開催された第19回日本在宅医学会大会に参加してきました。

当院からは今永・外山が参加しました。

今永は「高齢の在宅非がん患者における予後予測スコアの開発」という演題で発表しました。ありがたいことに、優秀演題賞の6題のうちの1つに選ばれました。

外山は「指導医大会」のスタッフとして働きました。

今回、発表させていただいた演題に関しては、まだ中途段階ではありますので、今後さらに研究をすすめていければなと思っています。

今回も様々な刺激をもらいました。日々の診療などに生かしていければなと思います。

 


第8回日本プライマリケア連合学会学術大会に参加しました

2017-05-25 20:36:46 | 学会活動

 5月14日に、高松で開催された第8回日本プライマリケア連合学会学術大会に参加しました。

今永が、「経口摂取が困難な非がん終末期患者に対する少量輸液施行の医学的意義に関する検討」という演題で発表し、黒谷先生が「プライマリケアエコー使いまくりセミナー」で講師を務めました。

当日は、様々な仲間たちの発表を見て、いろいろと触発されて帰ってきました。今後の診療にいかしていきたいです。


第70回国立病院総合医学会に参加してきました

2016-11-13 19:05:27 | 学会活動

 今永は、11/10夜に沖縄に向かい、11/11金曜日に第70回国立病院総合医学会に参加してきました。諸事情で1日のみの参加でこちらに戻ってきましたが、11/11は自分自身の発表も行い、他職種の発表なども聞いて、いろいろと勉強させていただきました。

 今回は、一昨年度から、退院調整看護師の朝倉Nsと一緒に行っている在宅療養支援に関する研修についての発表です。昨年度も第1報として同学会で発表しておりますが、今年度は昨年度からコース化した研修について発表しました。詳しくは下記の抄録を見ていただければと思います。本当は、朝倉Nsが発表予定でしたが、他の仕事が入り、私が代理で発表してきた次第です。ポスター作成も含めて、すべて朝倉Nsが用意されました。

 年々、国立病院総合医学会でも在宅分野の発表が増えてきており、やはり国立病院機構でも関心の高い領域となってきていることがわかります。非常に参考になる演題もありました。いろいろと情報交換もできたので、今後生かしていければなと思います。

 

 「在宅マインドを持った病院医療者」育成の試み・第2報

[演者] 今永 光彦:1  [著者] 朝倉 智美:1, 外山 哲也:1, 竹内 宏美:1

1:NHO 東埼玉病院 地域医療連携室

 当院では、在宅療養に向けた退院支援の充実の一環として、総合診療科医師と退院調整看護師が中心となり勉強会を開催している。平成26年度は講義形式中心の勉強会を行ったが、その際の課題を踏まえて、平成27年度は、院内外の多職種と連携し在宅療養を見据えた支援ができる人材を育成することを目的に研修を企画した。研修は全5回で1コースとし、研修前に参加者を公募して固定化した。研修修了者には院長名で修了証を交付した。参加者は、看護師13名、理学療法士4名、作業療法士4名、薬剤師7名、栄養士3名、MSW1名、医師4名の計36名であった。その他、有志で院外のケアマネージャー・訪問看護師・訪問リハビリ(理学療法士・作業療法士)が参加した。研修は、ミニレクチャーと事例を用いたグループワークの組み合わせ形式で行い、各回のテーマは、、「支援に必要な情報の整理と共有」「模擬多職種カンファレンス」「模擬退院前カンファレンス」「療養場所の意思決定支援」「在宅療養プランの提案」とした。全研修終了後のアンケートでは、全員が在宅療養をイメージできるようになったと回答しており、研修開始時と研修修了後のアンケート比較では「専門職としての支援」「多職種との連携」「院外スタッフとの連携」についての項目で、「行えている」の割合が増加し「行えていない」の割合が減少した。また、自由記載では、他職種の理解が深まったことや、実際の支援で在宅療養を意識して関わりたいなどの意見が見られた。今後は、より多くの院内スタッフが在宅療養を見据えた支援ができるように同様の研修を継続するとともに、研修修了者へのステップアップ研修の提供ができるように準備を進めている。


第18回日本在宅医学会大会

2016-07-22 20:08:34 | 学会活動

 先週末の7/16~7/17に都内で第18回日本在宅医学会大会が開催されました。今回は日本在宅ケア学会学術集会との共催となっています。当院からも参加いたしました。

 ・一般口演:「入院した在宅非がん患者において、入院後1年以内の死亡と関連する因子は何か?」 (今永発表) 

              http://www.procomu.jp/zaitaku-joint2016/pdf/abst/ippan_oral.pdf 

 ・日本在宅医学会専門医委員会企画:「ポートフォリオ学習」 (外山座長)

 当初の予定の3倍以上も参加者があり、ポートフォリオ学習への指導医や研修者の関心の高さにびっくりでした。みなさん、試行錯誤しながら指導したり、ポートフォリオを作ったりしているようです。

              http://www.procomu.jp/zaitaku-joint2016/pdf/abst/ws.pdf

 ・モーニングセミナー:「在宅医療における老衰の臨床」  (今永講演)

 朝の早い時間でしたので、あまり人が来ないかなと思っておりましたが、180名入る部屋が立ち見となっていて、正直びっくりしました・・・。緊張しました。質問やご指摘もたくさんしていただき、私自身、老衰への考察が深まりました。ありがとうございました。

              http://www.procomu.jp/zaitaku-joint2016/pdf/abst/morning.pdf

 

  今回もいろいろな刺激をもらいました。


第7回プライマリケア連合学会学術大会

2016-06-15 22:05:07 | 学会活動

 先週末は、浅草で第7回プライマリケア連合学会が開催されました。私たちも参加してきました。

今永・渡邊が下記の演題で発表しました。また、黒谷が前任地から出した演題で発表しています。

 渡邊「入院中経口摂取が不良であったが、施設に退院することにより経口摂取が改善した3例」

 今永「介護老人福祉施設入所者において、2年以内の死亡に関連する因子は何か?」

 黒谷「エコーガイド下筋膜リリースにより症状・可動域の改善を認めた凍結肩の一例」

  あと、今永はプレコングレスワークショップ「誰も教えてくれなかった御看取り」でファシリテーターの1人として参加しました。

 来月にはまた在宅医学会があるので、そちらも参加予定です。

 学会は懐かしい顔に会ったり、様々な刺激をもらったりするので、仕事へのモチベーションにもつながる部分がありますね。