札幌で行われた第69回国立病院総合医学会に、10/3参加してきました。
今永は、神経筋疾患のセッションで、「東埼玉病院総合診療科における筋萎縮性側索硬化症患者の訪問診療に関する報告~9年間の実績から在宅死を可能とする要因を探索する~」という演題を発表してきました。
時間の都合上、あまりフロアとのディスカッションができなかったのが少し残念でしたが、国立病院機構は神経難病に関わっている方も多いので、個人的には当院が行っている神経難病患者さんへの訪問診療を知っていただくという意味で、意義のあるものでした。
神経難病患者さんへの訪問診療は、様々な観点からのアプローチが重要であり、「難治性疾患に関わるなかで、医師の役割とは?」という難題をつきつけられる機会でもあります。今後も、医師が行える限界を感じつつも、少しでも神経難病患者さんへのサポートを行っていければと考えています。