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肥宝館 -貧すれば丼する-

【千葉 八千代緑が丘】 横浜家系ラーメン 宮里家「特選ラーメン 並(1100円)」

八千代市の成田街道沿い、高戦闘力な家系

東葉高速鉄道・八千代緑が丘駅から南東方向へ歩いて8分ほど。成田街道沿いで2022年5月1日から営業する「横浜家系ラーメン 宮里家」へ。元々コチラでは武蔵家系列の「らーめん 友希家~絆~」が営業していたが諸事情あって2022年4月に突然閉店。系列を離れ五井へ移店した。その跡地に入居したのが「宮里家」なのである。

実は今回訪れた「宮里家」も閉店した「友希家」も千葉市稲毛区の人気店「相馬家」の出身だ。話は少し複雑だが、友希家が去った後の店舗運営を相馬家が担当。店主・宮里氏を配し「宮里家」としたという話である。なお「相馬家」店主は五井「ぼうそう家」の出身で、さらにその親は「新中野武蔵家」という系譜だ。

店内はL字カウンター10席と4人がけテーブル2卓の計18席。朝11時から深夜0時まで通し営業で、ライス無料・おかわり自由だ。豚骨醤油の「ラーメン」が主軸だが、プラス100円で「家系味噌」に変更可能。チャーシュー、半熟味玉、のり、九条ネギ、メンマ、キクラゲ、玉ネギ、黒ばら海苔、バター、コーンを追加出来る。

今回はチャーシュー2枚、メンマ、味玉、九条ネギ、海苔3枚が乗る「特選ラーメン 並(1100円)」を注文。麺の硬さ、油の量、味の濃さは全て「普通」でお願いした。客席の端にあるジャーから無料のライス、そしてカッパ漬けもセルフでよそって来つつ、待つこと8分ほどで着丼。九条ネギがたっぷり盛られているのが嬉しいところ。

茶濁した濃厚な豚骨スープはコクがあり、カエシの塩味も強過ぎないのでマイルドな味わいに仕上がっている。鶏油も上質なものを使っており香ばしい。そこに酒井製麺の中太麺が泳ぐ。1ロット4杯程度か。店主が麺を手もみし鍋に入れ、一杯ずつ平ザルで上げるのが印象的だ。さすが家系御用達の麺。スープとの相性は言わずもがな。

チャーシューは仄かな燻香がするロース肉が2枚。柔らかで美味である。ほか黄身ネットリの味玉、ホウレン草、海苔、甘めの極太メンマ、九条ネギが乗る。卓上にはニンニク、豆板醤、酢、黒胡椒、ゴマが。生姜が欲しい方はスタッフまで。ついついライスをおかわりし美味しく完食した。戦闘力の高い家系、お近くに寄られた際はぜひ。

<店舗データ>

【店名】 横浜家系ラーメン 宮里家
【住所】 千葉県八千代市大和田新田959-1
【最寄】 東葉高速鉄道「八千代緑が丘駅」徒歩8分

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