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肥宝館 -貧すれば丼する-

【栃木 野州山辺】 トモシビ「昆布水つけ麺 鶏ニボシスープ(1150円)」

若い感性光る足利市の人気店「トモシビ」

東武伊勢崎線・野州山辺駅から歩いて7分ほど。日本一の縁切稲荷と言われる下野國一社「門田稲荷神社」の南側の住宅街で2020年12月から営業する人気店「トモシビ」へ。オーナーの新井智之氏は東京・紀尾井町の老舗日本料理店「なだ万」で修行しラーメンの道へ。お洒落な雰囲気の店内はカウンタ一10席と掘り炬燵に6席。

麺メニューは鶏塩ラーメン、鶏しょうゆラーメン、担々麺、鶏白湯、足利マール牛のまぜそば、昆布水つけ麺などを提供。味玉、燻製チャーシュー、具入りラー油などを追加可能だ。また替え玉や和え玉も用意。飯モノもライスやミニ野菜カレーから足利マール牛の牛丼、和牛すき焼丼、和牛ローストビーフ丼まで多彩な品揃えである。

またシフォンケーキ、チーズケーキといったデザートや、茹で餃子、燻製チーズといったツマミもあり一杯飲る事も出来る。今回は「昆布水つけ麺 鶏ニボシスープ(1150円)」を注文することに。待つこと8分ほどで、麺線美しい丼が到着した。別皿で海苔塩、ワサビ、レモンが添えられているので、まずは麺と塩だけで頂くとしよう。

昆布水に浸かるのは栃木市の老舗・中沢製麺製の全粒粉入り中細ストレート麺だ。麺肌ツルツルで歯切れがよく、塩と麺だけで十分に旨い。つけ麺だと1.5玉、300gとボリュームたっぷりなのも嬉しいところ。続いてサラリとしたつけ汁に浸し啜っていく。青森県産・桜姫のガラと煮干しを合わせた清湯でアッサリだが旨味はしっかり。

つけ汁にはシンプルに海苔だけが浮かぶ。一方、麺の上のチャーシューは低温調理の鶏胸肉が2枚と、燻製した豚肩ロース肉が4枚。どちらも肉の旨味を存分に楽しめる。ほか黄身ネットリの味玉、穂先メンマ、赤パプリカ、貝割れが乗る。山葵やレモンで味変しつつ美味しく完食した。次回は何を啜ろうか、楽しみな店である。

<店舗データ>

【店名】 トモシビ
【住所】 栃木県足利市八幡町2-16-16
【最寄】 東武伊勢崎線「野州山辺駅」徒歩7分

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