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【茨城 竜ケ崎】 つけそば九六 龍ケ崎店「特製 濃厚鶏魚介つけそば(1200円)」

狛江「九六」の暖簾分け店が竜ケ崎に

関東鉄道竜ケ崎線・竜ケ崎駅から北東方向に歩いて15分ほど。流通経済大学のキャンパスの南側、県道34号の愛戸町交差点そばに2022年11月14日にオープンした「つけそば九六 龍ケ崎店」へ。九六と書いて「くろ」読む。コチラは東京都狛江市の和泉多摩川駅そばにある行列店の暖簾分け。早くも界隈のつけ麺ファンの胃袋を掴んでいる。

お店のPOPによると「都心に行かなくても地元で食べられる旨いつけそばを目指している」とのこと。店内はカウンター9席のみ。混雑時は先に券売機で食券を買ってから待つシステムである。麺メニューは「濃厚鶏魚介つけそば」と「つくば鶏のとりそば」の2種を提供。狛江の「九六」に比べ、少しメニューを絞っているようだ。

なお麺量だが、「つけそば」は並盛250g、中盛300g、大盛350gを、「とりそば」は並盛150g、大盛200gを、それぞれ同料金で選ぶ事が出来る。また、つけ汁に投入するダイブめしや、モヤキャベチャーシュー丼、数量限定のレアチャーシュー丼といった飯モノも用意。今回は人気No.1「特製 濃厚鶏魚介つけそば(1200円)」を中盛でオーダーした。

待つこと8分ほどで到着。濃厚なつけ汁は、つくば鶏、野菜、魚介を煮詰めたスープがベースだ。そこに徳島・福寿醤油の天然醸造醤油に椎茸、貝柱、アサリなどの旨みを加えたカエシを重ねている。カドのない塩味と適度な甘み。鶏と魚介の旨味をしっかり感じられる一方で後味はしつこくない。これは旨いつけ汁だ。

そして、つけ汁の中にはホロホロの角切りチャーシュー、メンマ、刻み玉ネギ、白髪ネギ、小口ネギがイン。そこに製麺機で毎朝打っているという自家製の極太麺を浸し啜っていく。コシがありウドンのように少し歯が食い込むモッチリ食感で絶品。小麦の香りも良く、つけ汁との相性も抜群だ。こりゃ箸が止まらない。

そして別皿で提供される特製トッピングは、ロースと肩ロースだろうか、2種のレアチャーシューと黄身ネットリの味玉、海苔が乗る。卓上にはスダチ、ニンニク、激辛の唐辛子粉があるのでお好みで。本店のご主人の奥様が徳島出身なので、福寿醤油とスダチというチョイスも九六ならでは。ぜひ一度、訪れてみて欲しい名店だ。

<店舗データ>

【店名】 つけそば九六(くろ)龍ケ崎店
【住所】 茨城県龍ケ崎市愛戸町50
【最寄】 関東鉄道竜ケ崎線「竜ケ崎駅」徒歩15分

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