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肥宝館 -貧すれば丼する-

【茨城 つくば市】 ラーメン清六家 総本山「特・清六家豚骨 醤油(1130円)」

いま勢いのある茨城のローカルチェーン

茨城県つくば市発祥のチェーンで、横浜家系ラーメンをはじめ評判の良いチャーハン、もつ煮込みなどを楽しめる「清六家」。運営するのは有限会社コン・コースだ。2001年に大関出氏が創業したが、今は息子である二代目・大関虎之介氏が26歳で会社を引き継ぎ、代表を務めている。近年の急成長は二代目の力も大きいという。

2024年10月現在、茨城県内を中心に国内20店舗、インドネシアとマレーシアに18店舗を展開中である。今回はその中でも、つくば市にある「総本山」を訪問。店舗は学園東大通り沿いにある。つくば駅から見ると広大な筑波大学の敷地の北側にあり距離にすると5キロほど。店内はカウンター8席に加え、小上がりとテーブルで32席。

麺メニューは看板の「清六家豚骨」が醤油、味噌、塩の3種あるほか、2番人気の鶏白湯「極み鶏」と「まぜそば極み鶏」、清湯の「中華そば」「塩そば」、担々麺、まぜそば、スタミナ台湾そばなどをラインナップ。チャーシュー、味玉、味ネギ、ほうれん草、板海苔、岩のり、コーン、うずら、マー油、旨辛玉などを追加可能だ。

また飯モノには評判の「チャーハン」が4サイズあるほか、ライス、追い飯、チャーシュー丼、チャーマヨ丼、ネギチャー丼も用意。餃子、唐揚げ、もつ煮、フライドポテトなどのツマミ類もあり一杯飲る事も出来る。今回は「特・清六家豚骨(1130円)」を醤油で注文。麺の固さ、味の濃さ、油の量は全て「普通」でお願いした。

着丼までは待つこと7分ほど。茶濁したスープは豚ガラを主軸に炊いた濃厚なもので、カエシ由来なのか家系一般からすると甘めのチューニングだ。個人的に家系は醤油の塩味が少し強い方が好みではあるが、嫌な獣臭は皆無で油もギトギト過ぎないので万人受けしそうではある。また、この甘さならライスとの相性も良いだろう。

そのスープに合わせるのは地元・栗原製麺工場と共同開発したオリジナル中太麺だ。全体としてはモッチリなのだが、少しゴワっとした食感も残っており濃厚なスープとの相性は悪くない。チャーシューはホロホロのバラロール肉が4枚。ほか黄身ネットリの味玉、板海苔5枚、ホウレン草、刻みネギがトッピングされる。

卓上には黒胡椒、ニンニク、豆板醤、紅生姜、ライス用のカッパ漬けがあるのでお好みで。特製で1130円とは2024年にあっては頑張っている価格だろう。次回は「極み鶏」を啜ってみたい。なお総本山に公共交通機関で向かう場合、関東バスの花畑一丁目や一ノ矢交差点の停留所が近いが便数が少ない。自家用車で訪問すべし。

<店舗データ>

【店名】 ラーメン清六家 総本山
【住所】 茨城県つくば市花畑2-12-7
【最寄】 つくばエクスプレス「つくば駅」から約5km

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