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肥宝館 -貧すれば丼する-

【東京駅】 釜焚きとんこつ がっとん 東京ラーメン横丁店「MAXラーメン(1030円)」

ヤエチカで啜る九州豚骨「がっとん」

東京駅と直結する八重洲地下街に2022年6月にオープンした「東京ラーメン横丁」。つけ麺の人気店「風雲児」を筆頭に、家系インスパイア「町田商店」、二郎系「豚山」、油そば「元祖油堂」、生姜醤油中華そば「長岡食堂」、味噌らーめん「いと井」、釜焚きとんこつ「がっとん」と、趣向の異なる7店舗が集う。

この中で、今回は「釜焚きとんこつ がっとん」を訪問することに。コチラはギフトHDが運営する九州豚骨ラーメンのチェーンで、東京駅のほか町田、多摩境、鶴見、日吉にも支店を展開している。お店はオープンエアーで、L字カウンターに13席。麺メニューは豚骨白湯の「ラーメン」を主軸に、味噌ラーメンも用意している。

どのラーメンもデフォルトでキクラゲは乗っていないので、欲しい場合は追加トッピングする必要がある。替玉は100円で現金払いも可能。ほか、ライス、明太ご飯、ねぎめしといった飯モノや、缶ビールやレモンサワーも用意している。今回はチャーシュー3枚、味玉1個、海苔6枚が乗る「MAXラーメン(1030円)」をオーダーした。

なお、麺の固さを「やわ」から「粉落とし」まで選べるが、「普通」でお願いした。着丼までは4分ほど。茶濁したスープは、店内のPOPによると10種類以上の国産豚ガラを特注の羽釜で10時間以上焚き、一昼夜熟成させたという。少しザラつく舌触りの濃厚な白湯で、醤油のカエシが若干強めに効いており悪くない。

合わせる麺は九州豚骨定番の低加水細ストレート。固さは「普通」でもパツっとした歯触りと、ゴワっとした食感が十分楽しめる。チャーシューは甘辛い醤油ダレが染みたバラロールが3枚。脂身多めでとろける食感だ。ほか、黄身ネットリの味玉、刻みネギ、海苔6枚が乗る。やはりデフォルトでキクラゲが無いのはちょっと寂しい。

なお卓上にはホワイトペッパー、すりゴマ、ガーリックチップ、おろしニンニク、紅生姜、辛子高菜、ラーメンだれがあるのでお好みで味調整を。スープはセントラルキッチンだろう。それを考えれば悪くない一杯だったが、この内容で1030円は少々お高め。呑んだ後に、ヤエチカに寄って、サクっと「ラーメン」でシメるのがよかろう。

<店舗データ>

【店名】 釜焚きとんこつ がっとん 東京ラーメン横丁店
【住所】 東京都中央区八重洲2-1
【最寄】 JR「東京駅」八重洲地下口徒歩3分

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