肥宝館 -貧すれば丼する-

【千葉 南柏】 らーめん あさひ「あさひ醤油 全部のせ(900円)」

新松戸「あさひ」のDNAを受け継ぐ旭川ラーメン

JR常磐緩行線・南柏駅西口から徒歩2分の「らーめん あさひ」へ。かつて新松戸で人気を博した「あさひ」だが、2011年に惜しまれつつ閉店。だが、その味に惚れこんだ常連客が店主に弟子入りし屋号を継いだのだ。一時は豊四季に店を構えていたが、2019年10月、ここ南柏に移転。カウンター奥には新松戸時代の暖簾が掲げられる。

メニューは店名を冠した「あさひ醤油」「あさひ塩」「あさひ味噌」の3種の旭川ラーメンが主軸。塩は海老か煮干からスープを選ぶことが出来る。ほか、山形のラーメンを再現した「あっさり中華」や、魚介醤油つけ麺、海老塩のつけ麺、夜のみ5食限定の四川担々麺なども提供している。今回は「あさひ醤油」を全部のせでオーダーした。

スープは鶏などの動物系に煮干出汁や野菜を合わせ、甘めのカエシをきかせている。味のボトムを鶏が下支えしていて旨い。合わせるのは旭川製麺の黄色い細縮れ麺。茹で上がりは若干固めなのにも関わらずスープとの絡みは良い。スープ表面を厚く覆うラードも纏い、旨さ倍増。レンゲも箸が止まらない。

4枚盛り付けられたバラロールチャーシューはホロホロと柔らかく旨い、獣臭が若干強めなのが珠に瑕。メンマは味付け、歯ごたえとも申し分なし。ほかトッピングは味玉、カイワレ、ネギ。最後は卓上のニンニクペーストで旨味をブーストして完食。こりゃライスが欲しくなる味わいである。次回は海老出汁の「あさひ塩」を啜ってみたい。

<店舗データ>

【店名】 らーめん あさひ
【住所】 千葉県柏市南柏1-6-8
【最寄】 JR常磐緩行線「南柏駅」西口徒歩2分

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