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肥宝館 -貧すれば丼する-

【千葉 勝田台】 麺屋 一瀧「特製 昆布水つけ麺 醤油(1350円)

勝田台駅そばの絶品「昆布水つけ麺」

京成本線と東葉高速鉄道が交わる勝田台駅の南口から歩いて4分ほど。みずき通りの一本西側を走る路地で2022年7月4日から営業する「麺屋 一瀧」へ。コチラはつけ麺が主流で、特に昆布水つけ麺の評判が高い。和テイストで落ち着いた雰囲気の店内はカウンター4席とテーブル11席の計15席。ランチタイムは行列が出来ることも。

麺メニューだが、つけ麺類は人気の「昆布水つけ麺」が醤油と塩の2種あるほか、濃厚魚介つけ麺、濃厚辛つけ麺、濃厚黒マー油つけ麺をラインナップ。また「中華そば」も醤油と塩の2種を揃えている。麺量だが「つけ麺」は並盛が250gで、プラス100円で大盛375gにグレードアップ可能。「中華そば」は並盛160g、大盛240gである。

それぞれチャーシュー、味玉子、ねぎ、玉ねぎ、メンマ、のりを追加トッピング出来る。白ご飯、チャーシュー丼といった飯モノも用意。やはり今回は人気の「昆布水つけ麺」の醤油を、豚チャーシュー2枚、鶏が1枚、そして味玉増しの「特製(1350円)」でオーダーすることに。麺の茹で時間は約8分。待つこと10分ほどで到着した。

実に美しい丼相である。麺が浸る昆布水は羅臼産など複数の昆布に鰹節などを加えて煮出したもの。粘度は高くないが旨味はたっぷり。そこに山田食品製の全粒粉入り多加水中太麺が泳ぐ。卓上の説明書に従い初手では麺のみを。次に添えられた藻塩を振りかけて啜っていく。もうこれだけで十分に旨い麺料理に仕上がっている。

一方のつけ汁は大山鶏のガラや丸鶏に煮干しなどを加えたスープにコクのある醤油のカエシを重ねたもの。麺との相性は抜群で、こりゃ箸が止まらない。汁の中には刻んだチャーシュー、三つ葉、メンマ、玉ねぎが。そして特製だと麺の上に2種のチャーシューが鎮座する。豚肩ロースが2枚と、厚切りでしっとりの鶏胸肉が1枚だ。

どちらも肉の旨味を存分に楽しめる逸品である。味玉は黄身がトロリと溶け出し美味である。ほか海苔、紫蘇、レモンがトッピングされる。卓上には酢、ラー油、辛味、胡椒があるのでお好みで。昆布水だけで旨いうえ、つけ汁に浸しても良し。麺は大盛にすべきだったと激しく後悔。次回は昆布水つけ麺の「塩」を頂いてみたい。

<店舗データ>

【店名】 麺屋 一瀧(いちりゅう)
【住所】 千葉県八千代市勝田台1-38-13
【最寄】 京成本線「勝田台駅」南口徒歩4分

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