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肥宝館 -貧すれば丼する-

【秋葉原】 マルショーラーメン ヨドバシAkiba店「特製 つけ中華(1180円)」

ヨドバシ8階に玉グループの新店が爆誕

ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの8階は、約25店舗が並ぶ秋葉原最大級のレストラン街だ。寿司、うなぎ、そば、中華、カレー、洋食、パスタ、カツ、しゃぶしゃぶ、ステーキなど様々な料理を楽しむことが出来る。今日は、そのフロアに2023年9月25日にオープンした「マルショーラーメン ヨドバシAkiba店」へ。

店構えやメニューから、てっきり流行りの「ちゃん系」かと思ったが、実は「つけめん玉」をはじめ「玉 赤備」「三三㐂」「超大吉」「バラそば屋」などのブランドを展開する『玉グループ』の新店舗だそうで別物。ちゃん系インスパイアといったところか。なお店舗は8月末に閉店した「麺家いろは」の跡地に入居している。

大きな白い暖簾をくぐると店内はカウンターとテーブルで計32席。麺メニューは「中華そば」「唐し中華」「つけ中華」の3軸をラインナップしており、それぞれチャーシュー、ネギ、海苔、ほうれん草、ゆで玉子、卵黄を追加トッピング出来る。なお、麺類を注文するとライスが無料に。また「こってり」も対応可能だ。

ほか、ネギめしや餃子もあるので一杯飲るのもいいだろう。店のイチオシは「ネギ中華そば」との事だが、今回はビジュアルがそそる「特製 つけ中華(1180円)」を注文した。着丼までは8分ほど。柔らかくしなやかな細ストレート麺の上には生卵。つけ汁には薄切りのチャーシュー、カットされた茹で玉子、海苔、ネギが入る。

つけ汁は豚骨ベースのサラッとしたもので、カエシの量を間違えたのかと思うほどに塩味が強い。そして胡椒も強く実にパンチのある味だ。なので麺をズブ漬けするのではなく、粋な江戸っ子の蕎麦の啜り方のように、麺先をちょっと漬けるのが良い。これなら麺の小麦の風味も活きてくる。生卵を纏わせてると旨さが加速。

卓上には、つけ中華に合うというお酢、ニンニク、一味、胡椒があるのでお好みで。今回はライスは頼まなかったが、味が濃いので箸休めに良いかもしれない。塩辛さに最初は面食らったが、気付けば全て麺を喰らい尽くしていた。ちょっと食べ疲れるが、用法用量を正しく守ればクセになる味わいだ。次回は中華そばを啜ってみたい。

<店舗データ>

【店名】 マルショーラーメン ヨドバシAkiba店
【住所】 東京都千代田区神田花岡町1-1 8F
【最寄】 JR山手線「秋葉原駅」徒歩3分

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