圧倒的肉量!シュラスコと油そばの融合
つくばエクスプレス「八潮駅」から三郷方面に歩くこと15分。修徳高校野球場そばの住宅街にある人気店「Handicraft Works」へ。こちらは獨協大学前で2017年3月まで営業していた「NOODLE STOCK 鶴おか」の2号店である。本店は人員不足もあり、一旦閉店し移転先を検討中。2019年春の時点では、2号店のみの営業となっている。
その2号店も運営面では随分と苦労されているようで、2017年4月のオープン直後には、外壁にペンキをぶちまけられる嫌がらせを受けた。またスタッフ不足で一時、営業時間や席数を絞ったことも。その一方で「TRYラーメン大賞 2017-2018」新人賞の汁なし部門で1位を獲得するなど、独創的な一杯は評判がすこぶる高い。
その新人部門1位を獲得した目玉料理が、店内で焼き上げた「シュラスコ」を盛り付けた油そばである。肉量により「クラシックビーフ」⇒「ワイルドモンスター」⇒「ボルケーノモンスター」とランクアップ。また有料で粉チーズ、玉ネギ、ローストポーク、サラダ、フランクフルトを追加でトッピングすることも出来る。
麺料理は他に、山賊焼風の鶏肉と山椒を使った「華雅パレット」や、時期により食材を変える「季節の出汁そば」など。またシュラスコ丼、ローストポーク丼、炙り鴨ロース丼などのご飯モノも提供している。今回は店頭のPOPに男性客支持率No.1とある「ワイルドモンスターパレット(1350円)」をオーダーした。
現れたのは木製の器に肉と野菜が盛られた南国風の一杯。麺が隠れていると、とても油そばとは気づくまい。シュラスコとフランクフルトのボリューム感と、レタスに絡んだスパイシーなソースが食欲をそそる。黄色いのはローストしたパイナップルだ。他店の追随を許さぬ存在感のある丼相に箸が止まらない。
一方の麺は内麦を使用した自家製の極太麺。これだけの上モノを支えるには、麺にもインパクトが必要ということか。ニンニクがきいたタレと絡んで絶品。非常に満足度の高い一杯である。なお駐車場も2箇所・計16台分あるので、車でのアプローチも可能だ。通し営業の土日は15時前後が狙い目。遅めの昼食にいかが?
<店舗データ>
【店名】 Handicraft Works
【住所】 埼玉県八潮市伊勢野111-1
【最寄】 つくばエクスプレス「八潮駅」徒歩15分