シンコシ?ナンコシ?でライトな塩つけ麺を
東武スカイツリー線の「新越谷」と、JR武蔵野線の「南越谷」。駅名こそ違うが、十字に駅舎が交わる乗り換え駅だ。夏に阿波踊りを開催することでも知っている人もいるだろう。そういえば、駅の名前を「シンコシ」と略すか「ナンコシ」と略すかで、どちらの線のユーザーかわかると、地元民に聞いたことがある。
交通の要衝だけあり、駅前には居酒屋、キャバクラから怪しいエステまで集積。その中でも、とりわけキャバクラの多いエリア、武蔵野線・吉川寄りの高架下にあるのが、今回訪れた「めいげんそ」である。店名の意味が解らず逆から読んで考え込んでしまったりしたが、どうやら「明元素(=ポジティブ)」ということらしい。
店の暖簾にも、○の中に塩と書かれているように、こちらは塩ダレをメニューの軸にしている。塩つけ麺、濃厚塩つけ麺、まぜそば、中華そばなどバリエーションも色々あるようだ。今回は、その中でも看板メニューの「塩つけ麺」をオーダー。なお、麺の量は、並240g、大盛320g、特盛440gで、どれも変わらず780円だ。
オイリーでサラサラのつけ汁は、鶏+豚+魚介。アサリのむき身も入っていて、ライトだが旨味十分。麺は加水率高めのストレート麺で喉越しが良い。味がダレてきたところで柚子胡椒を加え味変。ジャンキーなモノが欲しい人には向かないが、このアッサリさがクセになる感じか。次回は胚芽入りの濃厚塩つけ麺も試してみたい。
<店舗データ>
【店名】 めいげんそ
【住所】 埼玉県越谷市南越谷1-23-1
【最寄】 東武スカイツリー線「新越谷駅」徒歩2分