東池袋大勝軒系では珍しい「白河ラーメン」
JR本八幡駅の北口から歩いて2分ほど。パティオの北側、八幡一番街商店会に2024年2月9日にオープンした「大勝軒おはこ八千代 本八幡分店」へ。コチラは八千代市にある「東池大勝軒おはこ 八千代店」の2号店。東池袋系でありながら、本八幡分店では珍しく白河ラーメンも提供しており、ハイレベルな一杯だと評判なのだ。
店内はL字カウンター9席と4人がけテーブル2卓。麺メニューは看板の「白河ラーメン」に加え、東池袋大勝軒系の「中華そば」「もりそば」も提供。白河ラーメンには焼豚、ワンタン、味玉、青菜、カイワレ、メンマ、海苔、ネギを追加でき、プラス100円で生姜醤油に変更も可能だ。大勝軒系メニュー用に味玉と別に「ゆで卵」もある。
なお、ラーメンと中華そばはプラス200円で麺大盛に、もりそばはプラス200円で中盛、300円で大盛、400円で特盛、500円で超特盛にそれぞれ増量出来る。そして小学校3年生以下は「お子様ラーメン」が無料で、学生は麺中盛と大盛が無料になるサービスも。ほかライス、チャーシュー丼といった飯モノもあり、一杯飲ることも出来る。
今回は白河の「ワンタン麺(1220円)」をオーダーした。着丼までは8分ほど。スープは名古屋コーチンや阿波尾鶏、吉備黄金鶏などの銘柄鶏に豚を加えじっくり炊いたもので、少し酸味のある醤油のカエシを重ねている。無化調だが鶏の旨味たっぷり。それでいてカエシのバランスのおかげかスッキリとした飲み口で美味である。
そこに泳ぐのは自家製の熟成中細ちぢれ麺。麺肌ツルツル、食感はモチモチでスープとの相性は抜群だ。そしてチャーシューは肩ロース肉が3枚と内モモ肉1枚。国産ナラ木炭を使って吊るし焼きしており、ほのかな燻香が鼻孔をくすぐる。醤油ダレが染みており、噛み応えがあって肉の旨味をしっかりと味わえる逸品だ。
ワンタンは5個がトッピングされる。肉餡は胡椒が効いてスパイシー。チュルチュルの大きな皮に包まれで食感も良く美味だ。ほか海苔、メンマ、ホウレン草、ナルト、刻みネギが乗る。卓上には白と黒の胡椒、七味、ラーメンタレ 豆板醤、ニンニクがあるのでお好みで。「とら食堂」を思わせる一杯、美味しく完食した。白河ファンはぜひ一度。
<店舗データ>
【店名】 大勝軒おはこ八千代 本八幡分店
【住所】 千葉県市川市八幡2-15-17
【最寄】 JR総武緩行線「本八幡駅」北口徒歩2分