東京の辺境「北綾瀬」で行列を作る実力派
東京メトロ千代田線「綾瀬駅」から、車両基地に向かって伸びる「北綾瀬行」の盲腸線。北綾瀬はタモリ倶楽部等でも話題となった東京の辺境。この街が2019年をメドに大きく変わろうとしている。これまで盲腸線は3両編成のピストン輸送状態だったが、ここに10両編成の列車が通るようになるのだ。
そして、これまで「綾瀬行」としていたものを「北綾瀬行」に変更。始発駅として一気に姿を変えようとしている。駅ホームの延長工事なども始まり、気の早い商売人が駅の新出口前にコンビニを出店したりと慌ただしくなっている。
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そんな北綾瀬で行列をつくる名店「わた井」。ご主人は浅草「与ろゐ屋」の出身と聞く。特につけ麺が旨く、つけだれは流行りの魚介豚骨系だが、わざとらしい魚介臭がなくバランスも良い。麺は自家製で、長野の柄木田製粉の華天龍を使用。コシも喉越しもよい。
特製を頼むと、ボリュームたっぷりのチャーシューが増量され、満腹感も相当。毎日完売状態で、19時過ぎにはスープがなくって閉店する。お昼も並ぶことが多いため、ちょっと時間をはずして訪れることをお勧めする。
<店舗データ>
【店名】 わた井
【住所】 東京都足立区谷中2-9-2
【最寄】 東京メトロ千代田線「北綾瀬駅」徒歩1分