柏駅西口の給油スポット「めん吉」
JR常磐線・柏駅の西口から歩いて2分弱。居酒屋やキャバクラなどが立ち並ぶ駅前商店街・あさひふれあい通りで営業する「屋台とんこつらーめん めん吉 柏駅店」へ。運営するのは居酒屋なども展開する有限会社PASTO。本店は南柏の旧水戸街道沿いにあり、ほかに新松戸、牛久、そしてコチラ柏駅店の計4店舗がある。
軒先の懸垂幕にも書かれているが、かつて行われた、市民の投票で推しのラーメン店を選ぶ「ラーメンファイトKASHIWA」では、第1回(2004年)、第2回(2005年)と2年連続でグランプリを獲得したこともある実力派だ。店内はカウンター7席と4人掛けテーブルが3卓の計19席。提供するのは、いわゆる背脂チャッチャ系だ。
麺メニューは豚骨醤油背脂=豚醤背脂を筆頭に、味噌豚骨、塩豚骨、豚辛子の各種ラーメンと、つけ麺をラインナップ。チャーシューや煮卵、野菜、辛ネギ、白ネギを追加トッピング可能だ。ほか、餃子やネギチャーシュー丼といったサイドメニューも用意している。今回は「白ネギチャーシューめん(1180円)」を注文することに。
なお、麺量は並・中・大いずれも同額。味の濃さ、脂の量、麺の固さも選ぶ事が出来るが、背脂系完食がしんどいお年頃。麺中盛、すべて「ふつう」でお願いした。着丼までは4分ほど。チャーシュー、ネギとなかなかのボリューム感だ。白濁したスープはクリーミーな豚骨白湯で、そこに甘味ある背脂が浮かぶ。
白湯と背脂という胸やけしそうな組み合わせだが、スープはサラっとした飲み口なので重過ぎることはない。合わせる麺は三共製麺の中太縮れ麺。チャッチャ系王道といったところか。丼の淵に花弁のように4枚並べられたチャーシューは、薄切りの煮豚バラロール肉。箸でホロホロと解れる柔らかさで、麺に絡みつく。
後半ちょっと背脂がキツくなってきたが、大盛りの白ネギと卓上の豆板醤で中和。背脂とネギの組み合わせは、やはり勝利の方程式だ。ほかシャキシャキの茹でモヤシ、黄身ネットリの煮卵が半玉、メンマ、海苔が乗る。久々にこの手のジャンキーな一杯を啜ったが、年齢を考えたら、並盛で脂少な目が丁度良かったか。
<店舗データ>
【店名】 屋台とんこつらーめん めん吉 柏駅店
【住所】 千葉県柏市旭町1-10-2
【最寄】 JR常磐線「柏駅」西口徒歩2分