流山おおたかの森に深夜0時まで営業の新店降臨
つくばエクスプレス・流山おおたかの森駅の南出口から歩いて1分。南口都市広場脇、おおたかの森S.Cのコンテナショップに2024年10月19日にオープンした「KUROSAWA STORE」へ。運営するのはバル「FARMARS TABLE」「FISH BAR COLORE」や居酒屋「魚久商店」「黒澤惣三商店」などを展開する株式会社BeDREAMERsである。
なお同じく「流山おおたかの森駅」北口で昼のみ営業する「麺屋 黒澤」は姉妹店にあたる。店内はカウンター7席に加え、テラスにもテーブルを中心に16席ほど。界隈では珍しく夜0時と深夜まで営業しているのがありがたい。コチラは卓上のQRコードをスマホで読み取るモバイルオーダー方式で、食後にレジで会計する流れだ。
麺メニューは「塩昆布水つけ麺」を筆頭に、「泡鶏白湯そば」「KUROSAWA塩そば」もラインナップ。それぞれ、豚バラのスモーク焼豚、薄切り肩焼豚、味玉、海苔5枚、追加赤玉ネギみじん、柚子胡椒を追加トッピング可能だ。また「つけ麺」は同料金で中細正方ストレート麺と平打ち麺のいずれかからチョイス出来る。
ほか飯モノには昆布水専用梅茶漬け、鶏そば専用ダイブめし、焼豚めし、ライス、半ライスが。また焼き餃子やビール、ハイボールも用意している。今回は「特製!!塩昆布水つけ麺(1320円)」を平打ち麺で、さらに「昆布水専用 梅茶漬け(200円)」も追加しオーダーすることに。テラス席が混みあっていたこともあり着丼までは15分ほど。
澄んだつけ汁は老舗鶏屋「鳥藤」から仕入れた鶏ガラをベースに炊いたもの。粘度は低くアッサリながら鶏の旨味十分。塩味はやや強めだが昆布水つけ麺である事を考えれば丁度良い。汁の中には紫玉ネギと白髪ネギ、五色あられのみでトッピング類は全て別皿での提供に。なおトッピングと汁の器は石川県能美の九谷焼だそうだ。
そして麺皿には北海道産の根昆布、がごめ昆布を使った少し粘り気のある昆布水に、菅野製麺所製のチュルリとした食感の平打ち麺が泳いでいる。昆布水自体に旨味が詰まっているので麺そのままでも良い味だが、卓上の藻塩を振りかけるのもまた良い。もちろん、つけ汁との相性も抜群である。大盛りにすればよかったと後悔。
トッピングだが、麺の上にはレアな仕上がりの豚肩ロースが2枚と海苔、ライムが。一方の別皿には豚肩ロース1枚、スモークの焼豚が2枚、黄身ネットリの味玉が乗る。肩ロースは薄切り、焼豚は厚みがあって応え十分。どちらも悪くない。卓上には前述の藻塩に加えホワイトペッパー、酢、ゆず七味、ラー油があるのでお好みで。
麺を啜り終えたところで昆布水につけ汁を混ぜ合わせ、そこに「昆布水専用 梅茶漬け(200円)」を投入する。飯の上に大粒のはちみつ梅、あられ、ワサビ、刻み海苔、紫蘇が乗ったもの。梅と昆布の相性は言わずもがな。なお店のオススメは昆布水とつけ汁は5:5が良いそうだ。最後まで美味しく頂いた。次回は泡鶏白湯を啜ってみたい。
<店舗データ>
【店名】 KUROSAWA STORE
【住所】 千葉県流山市おおたかの森南1-5-1
【最寄】 つくばエクスプレス「流山おおたかの森駅」徒歩1分