関西の人気店がプロデュースする鶏白湯
京成本線・お花茶屋駅の北口を出て、商店街「プロムナードお花茶屋」を北へ歩いて3分ほど。共栄学園そばに2021年2月11日にオープンした「鶏白湯そば ひまり」へ。こちらは、兵庫県西宮市にあるビブグルマン掲載店「だしと麺」など複数の行列店を展開する『株式会社お客様みなさまおかげさま(OMO)』のプロデュース店とのこと。
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店内はカウンター8席に加えテーブル席も1卓。麺メニューは島田製麺食堂お得意の「鶏白湯そば」を主軸に、魚と貝の旨味を加えた「魚貝鶏白湯」、清湯「7種の魚介塩そば」も提供している。また、サイドメニューには肉汁からあげ、兵庫但馬鶏丼、高菜ごはん、スープ投入用で梅と昆布の乗った「ダイブめし」も用意。
初訪問なら看板の鶏白湯から行くのがセオリーだろうが、今回は気になった「魚貝鶏白湯」をオーダーすることに。なお麺大盛無料との事だが、具沢山なので並盛でお願いした。泡だったスープは鶏白湯に宗田鰹、鯖節、うるめ、煮干し、アサリを合わせている。クリーミーで甘みもあり、魚介の香ばしさも加わって旨い。
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合わせる麺は、店先の製麺スペースで打っている自家製。平打ち気味の中太麺で、モッチリとした食感で旨い。そしてトッピングには、肉厚の但馬鶏のレアチャーシューが4枚と、蒸しアサリが3つ。これだけでも相当豪華な印象。ほか、黄身がゼラチン質の味玉、紫玉ネギ、三つ葉、刻みネギがのる。どれも良い味だ。
途中で別皿で提供されるカットレモンを絞り入れ、サッパリと味変。卓上の調味料がまた個性的で、ペッパーに加えオレンジ酢、煮干し酢、エキゾチック酢と用意されている。個人的には、魚貝鶏白湯には煮干し酢が合うと感じた。演出の上手さもプロデュースの賜物だろう。お近くの方は是非一度、お試しあれ。
<店舗データ>
【店名】 鶏白湯そば ひまり
【住所】 東京都葛飾区お花茶屋1-12-8
【最寄】 京成本線「お花茶屋駅」北口徒歩3分
★2023年12月30日をもって閉店
★跡地には2024年3月22日に「つけ麺 中華そば 燦」がオープン