背脂の名門「弁慶」の支店が新小岩に降臨
JR総武本線・新小岩駅の南口から歩いて4分ほど。平和橋通り沿いに2023年3月1日にオープンした「らーめん弁慶 新小岩店」へ。コチラは背脂チャッチャ系の名門「弁慶」の支店である。本店は浅草にあるが、元々は千駄ヶ谷ホープ軒から独立した西川総一氏が葛飾区堀切で創業。現在はその堀切と門前仲町にも支店を展開中だ。
店内はカウンター7席とテーブル16席。麺メニューは醤油ダレの「らーめん」を主軸に「味噌らーめん」と「とん塩らーめん」をラインナップ。また「つけ麺」と背脂抜きの「中華そば」が醤油と塩の2種ずつある。それぞれチャーシュー、味玉、モヤシ、のり、わかめ、メンマ、キムチ、コーン、辛みそ、バターを追加トッピング出来る。
なおラーメン類は丼のサイズがミニ、普通、中盛、大盛と4サイズ用意されている。ほかサイドメニューには餃子、新小岩限定の「エビニラ餃子」、手づつみしゅうまい、肉ニラもやし炒めなど。ライス、チャーシュー丼、キムチご飯、チャーハンといった飯モノもあり一杯飲ることも出来る。今回は「らーめん(900円)」を注文した。
待つこと7分ほどで黄色い丼に盛られた一杯が到着した。スープはサラリとした豚骨スープに醤油のカエシを重ね、さらに背脂をたっぷりと振りかけられている。程よいカエシの塩味に背脂の甘味が重なり中毒性の高い味わいに。そこに浅草開化楼製の太縮れ麺が泳ぐ。モッチリした食感で背脂との絡みも良く箸が進むなぁ。
チャーシューは薄切りのバラロールでホロホロ。ほかシャキシャキのモヤシ、たっぷりの刻みネギ、メンマがトッピングされる。モヤシと背脂の相性もまた抜群。卓上にはニンニク、豆板醤、黒胡椒があるのでお好みで味調整を。最後まで美味しく頂いた。昼11時から深夜4時まで通し営業なので、何かと重宝しそうな店である。
<店舗データ>
【店名】 らーめん弁慶 新小岩店
【住所】 東京都葛飾区新小岩2-7-2
【最寄】 JR総武本線「新小岩駅」南口徒歩4分