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肥宝館 -貧すれば丼する-

【亀有】 フーフー飯店 亀有「フーフー飯店名物鶏納豆チャーハン定食(1680円)」

SNSで話題「フーフー飯店」の亀有店へ

JR常磐緩行線・亀有駅の北口を出てすぐ。高架下で2023年8月18日から営業する「フーフー飯店 亀有」へ。コチラは昨今流行りのモダン町中華。運営するのは錦糸町と門前仲町、そして浅草橋に「双麺」を展開するDOT EIGHT COMPANY株式会社の新業態だ。2021年6月に錦糸町駅そばに1号店をオープン。亀有は2店目となる。

錦糸町の店舗は「アジアにある路地裏の怪しい屋台」をコンセプトに、コンクリート剥き出しの外壁にネオンが光る独特空間でな世界観で、サインペインター金子裕亮氏が描く「虎」がモチーフになっている。一方の亀有店はまた趣が違い外観はカフェのような雰囲気だ。またサインも虎ではなく「龍」があしらわれている。

入口そばに大きな蒸し器が設置された店内はカウンターに8席とテーブル14席の計22席。提供するメニューは実に多岐にわたる。まず2号店のみという点心は帆立、海老、肉を使った焼売や蒸し餃子を用意。すべて手包みで蒸籠で仕上げている。冷菜にもポテサラ、よだれ鶏、豆腐干絲、鶏レバーのニラソース掛けなど様々ラインナップ。

特に人気なのは、蛇腹切りきゅうりの一本漬けをトグロ巻きにし、人参などで蛇の顔を描いた写真映えする「蛇きゅうり」だそうだ。他にも海老春巻き、骨なしスペアリブの黒酢豚、青椒肉絲、崩し麻婆豆腐、トリュフ塩チーズや香菜フレバーのポテトフライをはじめ、見た目にも旨そうな中華料理のツマミメニューがズラリと並ぶ。

炒飯は名物「鶏納豆炒飯」を筆頭に、海老、蟹、ビーフステーキ、骨付きフライドチキン、キーマカレーと様々な味付けで提供。そして気になるラーメン類は、人気筆頭で濃厚スープの「京都産九条葱の熟成とろとろ鶏そば」、醤油と塩の2種の「淡麗中華そば」、手包み海老ワンタン入りの「海老そば」の3種を提供している。

それぞれ豚叉焼、鶏塩チャーシュー、味付半熟味玉、海苔、メンマ、九条葱をトッピング可能だ。また自家製辣油替え玉や、飲んだシメ用の「一口そば」も用意している。さらにドリンク類も充実。SNSで写真映えすると評判のフルーツ入りサワーをはじめ、青島ビール、ハイボール、中国茶ハイ、紹興酒など品揃えも豊富だ。

また山梨県北杜市・万珍醸造のクラフトビール「PIXEL JUNKIES」をはじめDISKOSICK、NUG JUICE、WHOLE HIGH WORLDを飲る事も出来る。色々と食したく、今回は鶏そばに鶏納豆半チャーハン、手包み点心3種、マンゴープリンが付いた休日ランチ限定の「京都産九条ネギの熟成とろとろ鶏そば定食(1680円)」を注文…

したはずだったが、私の伝え方がマズかったようで、フルサイズの炒飯と半ラーメンの「フーフー飯店名物鶏納豆チャーハン定食(1680円)」でオーダーが通っていたようだ。麺好きとしては麺がメインのセットが望ましかったが、まあ値段もメニュー構成も同じなので、このまま頂いていこう。まずは到着したのは点心と炒飯だ。

湯気が上がる蒸籠の中には、黄色い皮の海老と肉の焼売、肉焼売、そして海老ニラ蒸し餃子の3種が。特に蒸し餃子の皮はモッチモチで美味である。そしてフルサイズの「鶏納豆チャーハン」を。しっとり系の炒飯の上に、フワトロの玉子、ホロホロで味の染みた鶏肉と餡、小粒納豆、ドレッシングのかかったグリーンリーフ、辣油が乗る。

鶏も玉子もたっぷりで、納豆が良いアクセントに。非常に食べ応えがあり味も良い。さすが店の名物である。そしてお楽しみの鶏そばを。粘度高めのスープは鶏を主軸にしっかり炊いた白湯で、醤油のカエシが強過ぎないのでコクと旨味を存分に楽しめる。そこに大成食品製でザクパツ食感の低加水中細麺を合わせている。

ハーフサイズなので、さすがにトッピングにチャーシューは無し。たっぷりの九条ネギと、少し酸味ある辛味噌が乗る。どちらも重めのスープを軽やかに感じさせる具材だ。上手く構成されており旨い一杯である。最後はネットリとクリーミーなマンゴープリンでフィニッシュ。次回はフルサイズのラーメンを啜りにくるとしよう。

<店舗データ>

【店名】 フーフー飯店 亀有
【住所】 東京都葛飾区亀有3-25-1
【最寄】 JR常磐緩行線「亀有駅」北口すぐ

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