北千住の飲み屋街に和風の新星登場
東京メトロ千代田線・北千住駅の2番出口から歩いて2分ほど。飲み屋横丁の一本西側の路地に2021年4月17日にオープンした「中華そば 一徹」へ。コチラを運営する株式会社カーツは建設業と飲食業を手がけており、現在、勝どきに「らぁ麺 吉井」「旬鮮酒場 八」、京料理「旬八」、中華料理店「龍」と4店舗を展開している。
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割烹のような店内はカウンターのみ7席。麺メニューは「中華そば」「冷やしラーメン」「ワンタン麺」「チャーシュー麺」がそれぞれ、醤油と塩の2種から選べるほか、塩スープの「あおさ海苔そば」も用意。飯モノは味玉丼や日替わりミニ丼も。この日はミニ鶏丼かミニ焼豚丼。また中華そばとミニ鶏丼の「一徹セット(1000円)」がお得だ。
今回は、券売機に『まずはコレ!』のPOPがある「全部のせ中華そば」を醤油でオーダーした。待つこと4分ほどで到着した丼は、トッピングの上から醤油ダレがかけられたもの。スープは名古屋コーチンと大山鶏に、鹿島灘の地蛤、野菜を加えて炊いた出汁に、しっかりとコクのある醤油のカエシを、少々強めに重ねている。
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甘みと酸味をほのかに感じ、かつ鶏の旨みを際立たせるカエシだ。そこに合わせるのは全粒粉入りでザクっとした歯ざわりの細ストレート麺。チャーシューはモモ肉だろうか。煮豚が2枚と、黄身がネットリとし出汁の染みた味玉、ネギとニンニクがしっかり効いたワンタン、歯触りの良いメンマ、海苔3枚、ナルト、刻みネギが乗る。
なお、卓上には柚子胡椒、ゆず七味、胡椒が置かれているが、スタッフに頼めば、摩り下ろした柚子の皮をふりかける「ふり柚子」を用意してもらえるので是非。醤油のカエシが強めで後半に少し重く感じる中、柚子の香りは良いアクセントになる。冷やしラーメンが夏季限定なら、秋には好評だった「タンメン」が復活か?また来てみよう。
<店舗データ>
【店名】 中華そば 一徹(いってつ)
【住所】 東京都足立区千住2-52
【最寄】 東京メトロ「北千住駅」2番出口徒歩2分
★2022年6月14日をもって閉店
★跡地には「北千住煮干中華蕎麦かれん」が入居