西新井の新店は太麺・細麺が選べる豚骨醤油
東武大師線・大師駅から東へ歩いて5分ほど。西新井駅からも徒歩圏内。尾竹橋通り沿い、東武大師線の高架のすぐ南に2024年9月8日にオープンした「豚骨醤油ラーメン 心」へ。ご主人は八幡山に本店を構える「誠屋」や、馬事公苑そばと中目黒、板橋に店舗を展開する「百麺」を運営するM's corporationグループのご出身。
明るくきれいな店内はカウンター4席と4人がけテーブル3卓の計16席。麺メニューは修行元を思わせる豚骨醤油スープで、「太麺」「細麺」の2種のラーメンを用意。また「つけ麺」もラインナップしている。それぞれチャーシュー、角煮、辛ネギ、ネギ、ほうれん草、メンマ、半熟味玉、のり、もやしを追加トッピング可能だ。
なお太麺は大盛可能で替玉は無し。細麺は大盛不可で替玉(150円)のみの対応となる。最初の一杯を「太麺ラーメン」で注文しても、細麺の替玉を頼む事が出来るそうだ。そして細麺は硬さを柔らかめから粉落としまで6段階から選ぶことが出来る。今回は「特製太麺ラーメン(1050円)」に「チャーシューご飯(350円)」を付けてオーダー。
麺の硬さや味の濃さ、油の量は尋ねられず。待つこと8分ほどで着丼した。スープは濃厚な豚骨白湯に醤油のカエシを重ねたもの。塩味や醤油の香りは控えめで、その分ヘビーな豚骨の旨味が前面に押し出されている。そこに中西食品製の中太麺が泳ぐ。丸味のある断面で喉越しが良く、弾力もあって旨い麺である。スープとの相性も良い。
チャーシューはレアな仕上がりの豚肩ロース肉が2枚。大判で肉の旨味を存分に楽しめる逸品だ。そして味玉は黄身ネットリで美味。ほかホウレン草、海苔3枚、刻みネギがトッピングされる。卓上にはおろしニンニク、細かくクラッシュした揚げニンニク、豆板醤、ごま、胡椒、らーめんダレがあるのでお好みで味調整を。
一方の「チャーシューご飯」だが、こちらは白飯の上に柔らかく煮込んだ刻みチャーシュー、ネギ、唐辛子が乗っている。醤油ダレが染みていて飯が進むこと間違いなしである。最後まで美味しく頂いた。東武大師線の高架を北側へとくぐるとすぐ行列店「らーめん涌井」があるが、両店とも旨いので頑張ってほしい。
<店舗データ>
【店名】 豚骨醤油ラーメン 心
【住所】 東京都足立区栗原3-7-16
【最寄】 東武大師線「大師前駅」徒歩5分