日・月ランチだけの間借り営業「アサリビヨリ」
北千住駅の東口から歩いて4分ほど。学園通り商店街を進み最初の交差点を左折。牛骨スープの「らぁ麺屋のさかいさん」や銭湯「梅の湯」がある道沿いで2024年5月26日から営業する「浅蜊蕎麦 アサリビヨリ」へ。営業は日曜・月曜の正午~午後2時のみ。ビールや拘りの日本酒、旨そうなアテが楽しめる居酒屋「八文字」を間借りしての営業だ。
この「八文字」は野毛にある居酒屋「内田日和」の姉妹店。名前からして「アサリビヨリ」も関係筋だろうか。落ち着いた雰囲気の店内はカウンター8席。麺メニューはシンプルに「濃厚浅蜊蕎麦」の醤油と塩の2種のみ。加えて「牡蠣バターの和え玉」「鶏油と黒酢の和え玉」と2種の和え玉も用意。追加トッピングは肉増しのみ対応している。
醤油と塩で迷ったが、今回は「濃厚浅蜊蕎麦 塩(1100円)」と「牡蠣バターの和え玉(450円)」を注文することに。着丼までは7分ほど。白濁したスープは浅蜊の旨味がギュッと詰まっており、クリーミーで旨い。そこに泳ぐの歯触りの良い、やや加水率低めの中細ストレート麺だ。貝出汁香るスープとの相性は抜群。箸もレンゲも止まらない。
チャーシューは大判でレアな豚肩ロースが2枚。肉の旨味を存分に楽しめる逸品だ。ほかトッピングには殻付きの浅蜊2つ、紫玉ネギ、貝割れが乗る。一方の和え玉は牡蠣のソースとバター、紫玉ネギが乗る。そのままでも良し、残ったスープに浸しても貝の旨味が爆発し絶品だ。余裕のある方はぜひ注文を。いずれ独立して欲しい名店である。
<店舗データ>
【店名】 浅蜊中華 アサリビヨリ
【住所】 東京都足立区千住旭町43-9
【最寄】 JR常磐線「北千住駅」東口徒歩4分