北綾瀬にG系降臨!ヤサイは鉄鍋仕上げ
長らく3両編成の車両がピストン輸送していた千代田線の盲腸線「綾瀬-北綾瀬間」だが、2019年に北綾瀬駅のホームを延長。10両編成の車両が乗り入れるようになった。その影響で北綾瀬界隈の人口が急増。マンションや飲食店も増えている。そんな中、2024年9月6日にエリア初となる二郎インスパイア系ラーメン店がオープンした。
北綾瀬駅から歩いてすぐの環七沿いに出来た「じゃっくぽっと」だ。オープン記念セールも終わり落ち着いたようなので様子を見に行くことに。店内はL字カウンター12席。麺メニューは「らーめん」「汁なしそば」の2軸を用意。らーめんは麺量200gの小と300gの並が同料金で、さらにプラス100円で麺100gを増すことが出来る。
また豚増し、うずら、生卵、玉ねぎを追加トッピング可能。ライスも提供している。今回は麺量300gの「らーめん(1000円)」をオーダー。なお二郎系特有の無料トッピングだが、スタッフに聞かれたらヤサイ、ニンニク、アブラ、カラメ、そして紅ショウガをコールする。なお「汁なし」はヤサイの代わりにフライドガーリックとなる。
そしてコチラのウリは「ヤサイ」が茹でた物でなく、鉄鍋で炒めた物が乗る点だ。その用意の都合から、先にヤサイ量だけ尋ねられるので「多め」で。また着丼直前のコールは「ニンニクマシ、アブマシ、紅生姜アリ」でお願いした。1ロットで4杯ずつ作るようで、今回は満席だったこともあり、12分ほどかかって着丼した。
二郎インスパイアでは珍しい鉄鍋で炒めたモヤシとキャベツ。これがシャキシャキ食感で炒め油とも絡んで良い味に。スープは豚骨ベースで少し乳化しているがスッキリした飲み口。醤油のカエシもしっかり効いている。そこに豊華食品製のワシワシ食感の平打ち中太麺を合わせている。この辺りは流石のボリュームである。
チャーシューは厚切りでホロホロの豚の肉塊が3つ。そしてウズラが2個トッピングされる。天地を返せば上質な背脂とニンニクが一体となり加速的に旨くなる。卓上はカエシ、酢、コショウ、一味があるのでお好みで。あっという間に完食。麺量300gはそれなりのボリュームなので、自信のない方は小200gをおススメしたい。
<店舗データ>
【店名】 じゃっくぽっと
【住所】 東京都足立区谷中2-7-5
【最寄】 東京メトロ千代田線「北綾瀬駅」徒歩1分