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肥宝館 -貧すれば丼する-

【茨城 竜ヶ崎】 麺ゃ こもん「特製こもんそば(1000円)」

龍ヶ崎市役所横に是非啜るべき一杯あり

JR常磐線・龍ケ崎市駅と接続する「佐貫駅」と、市役所そばの「竜ヶ崎駅」を結ぶ全長4.5キロの短い路線『関東鉄道竜ヶ崎線』。開業はなんと1900年8月。創業120年を超えた今年1月には龍ケ崎市民遺産に認定された歴史ある鉄道だ。今宵は竜ヶ崎駅から徒歩8分。市役所のすぐ東側で2016年9月28日から営業する「麺ゃこもん」へ。

店内はカウンターとテーブルで10席ほど。麺メニューは店名を冠した「こもんそば」が醤油と塩の2種あるほか、昔ながらの中華そば、支那そば、煮干しそば、つけそばを用意。また、気まぐれ限定麺もあり、この日は「アゴ煮干しラーメン」とのこと。今回は人気No.1の「こもんそば」の醤油を特製(1000円)でオーダーすることに。

待つこと7分ほどで旨そうな一杯が到着した。スープは「つくば茜鶏」を惜しみなく使った清湯に、円みある醤油のカエシを重ねたもの。表面の薫り高い鶏油が旨みをブースト。一方の麺は店内写真では細麺だが、平打ちの中太麺に変えた模様。全粒粉入りで茶色がかっており日本蕎麦に近い食感だ。小麦の香りもよく絶品である。

のっけから箸もレンゲも止まらない展開だが、上モノも凄いぞ。チャーシューは、ペッパーが効いた低温調理のレアな豚肩ロース肉が2枚と、ガーリックの効いた「つくば鶏」のしっとり胸肉が2枚。いずれも味が良く絶品だ。豚は食べやすいサイズにカットされているのもありがたい。味玉は大玉で黄身がネットリしていて旨い。

ほか、胡麻油の香る細切りメンマ、彩りの三つ葉、海苔、刻みネギが乗る。文句なしに旨い一杯、あっという間に完食した。なお、ご主人の平賀浩之氏は千葉・富里の人気店「麺者屋ちくわ」とコラボしたり、つくば「松屋製麺所」の麺を一部メニューに採用するなど活発。限定麺も旨そうなので、ぜひTwitterで事前に情報収集を。

<店舗データ>

【店名】 麺ゃ こもん
【住所】 茨城県龍ケ崎市寺後3670-1
【最寄】 関東鉄道竜ヶ崎線「竜ヶ崎駅」徒歩8分

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