ラーメン激戦区で奮闘する無化調鶏白湯
池袋駅東側の春日通り沿い、六つ又陸橋そばにある鶏白湯の専門店「麺屋774(ななし)」へ。オープンは2019年4月。運営するのは株式会社ワイ・ケイワールドで、池袋のほか板橋区大山に姉妹店「ラーメン居酒屋774」を展開中だ。なお目と鼻の先には人気店「麺屋 六感堂」やハンバーグの「キッチン Oh!Way」があり名店揃いの区画だ。
メニューは鶏白湯ラーメンが塩・醤油の2種から選べるほか、濃厚魚介鶏白湯つけ麺、夏季限定の冷やし豆乳担々麺も提供している。プラス100円で麺大盛りに。また飯モノには、白飯、そぼろご飯、レアチャーシュー丼などをラインナップ。今回は人気No.1という「鶏白湯ラーメン」の塩に、味玉(100円)をプラスしオーダーした。
到着したのは麺を覆う大判のレアチャーシューが目を引く旨そうな一杯。無化調という鶏白湯スープは、旨味は濃厚だが重過ぎず、トロミや甘みもクドくなく旨い。麺は群馬・小櫻製麺製で、全粒粉入りのモチモチした中細麺。勢いよく啜れば、スープ表面に浮かぶ鶏油と生クリームが麺に纏わり付き、旨さひとしお。
チャーシューは大判の豚レア肉と鶏ムネ肉の2種。大判肉はスープが少し熱が入り絶品。ムネ肉はしっとりした食感で、珍しい程に甘めの味付けが施されクセになる味わい。味玉、白髪ネギ、メンマも良い味だ。具沢山でクリーミーな鶏白湯、とても楽しめる一杯だ。7席の店内はいつの間にか満席で待ち客も発生。人気の証である。
<店舗データ>
【店名】 麺屋774(ななし)
【住所】 東京都豊島区東池袋2-60-21
【最寄】 JR山手線「池袋駅」東口徒歩8分