緑の看板が目印!バランス良い家系「侍」
東京メトロ・上野駅の3番出口から歩いて2分ほど。日光街道の東側、東上野コリアンタウンそばで2023年3月1日から営業する「横浜家系ラーメン侍 上野店」へ。代表の森真人氏は名門「町田家」で修行し2005年に池尻で創業。2009年には渋谷に現在の本店にあたる店舗を開業した。今回訪れた上野店は2003年3月1日のオープンである。
どの店舗も家系では珍しくグリーンを基調にした看板が目印だ。店内はカウンターに全10席と2人がけテーブル3卓の計16席。麺メニューは醤油豚骨の「らーめん」をはじめ、塩味の「特とん塩」、さらに味噌入りの「銀治郎・弐式」、辛みその「炎獄」と、何やら鬼滅の刃的ネーミングの一杯までラインナップしている。
それぞれチャーシュー、やみつき白味玉、うずら卵、海苔増し、ほうれん草、生にんにくといった家系の定番に加え、炙り豚バラ、ニンニクチップス、激辛ハラペーニョといった、ちょっと変わり種の具材も追加トッピング出来る。またライス、半ライス、魯肉飯といった飯モノもあり、瓶ビールを引っかけることも可能だ。
今回は「ラーメン全部のせ(1250円)」に「ライス(100円)」を追加しオーダー。麺の硬さ、味の濃さ、油の量は全て「普通」でお願いした。着丼までは5分と早めである。茶濁したスープはほのかに獣臭を残した豚骨醤油で、ヘビーな飲み口に仕上がっている。醤油のカエシもビシっと効いており、お手本のような家系である。
そこに酒井製麺の僅かにゴワつきが残る中太平打ち麺が泳ぐ。チャーシューはホロホロの豚肩ロース肉が3枚。味玉は和風出汁に漬け込んだもので黄身ネットリ。ほか、ほうれん草、海苔6枚、刻みネギが乗る。卓上にはニンニク、豆板醤、生姜、胡麻、一味、黒胡椒、お酢、キューちゃんが。よく出来た一杯、人気の理由もわかるなぁ。
<店舗データ>
【店名】 横浜家系らーめん 侍 上野店
【住所】 東京都台東区東上野2-18-1
【最寄】 東京メトロ「上野駅」3番出口徒歩2分