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肥宝館 -貧すれば丼する-

【浅草】 竹三郎「燃えろドラゴン(900円)」

陶板にアツアツに煮えた「燃えろドラゴン」

東武スカイツリー線・浅草駅から馬道通りを北へ歩いて3分ほど。2013年12月から営業する「竹三郎」へ。看板には濃厚豚骨ラーメンとあり、家系ライクな一杯を提供しているのだが、実は名物メニューは別にある。それが陶板の上でアツアツに仕上げる「焼きラーメン」だ。旨辛の「燃えろドラゴン」と「担々ドラゴン」の2種を用意している。

店内はL字カウンター8席とテーブル10席の計18席。麺メニューは先述の「燃えろドラゴン」「担々ドラゴン」に加えて、濃厚豚骨醤油ラーメン、揚げにんにく豚骨ラーメン、四川麻辣麺、清湯の「中華そば」もラインナップしている。それぞれチャーシュー増し、味付けたまご、のり、メンマを追加トッピング可能だ。

ほか小ライス、ライス、ネギチャーごはんといった飯モノも用意。看板の文字に引っ張られ「濃厚豚骨」も頭をよぎったが、考えるな感じろ!ということで人気No.1の「燃えろドラゴン(900円)」を注文することに。辛さを普通、唐辛子大量追加「大辛」、ハバネロ追加「激辛」の3段階から選べるが、今回は「普通」でお願いした。

900円で生卵と小ライスが付いてくるのは悪くない。待つこと10分ほどで平たい陶板に盛られたアツアツの一杯が到着した。焼きラーメンとの説明だが、そこそこにスープの量がある。ベースは豚骨だろうか。動物系の出汁にコチュジャンなどで味を乗せている。辛さは「普通」だと咽るような感じはなくまさに旨辛という感じだ。

なお貼り紙にはおススメの食べ方として「卵は上からかけたらあまり混ぜない」「卵液に麺をつけて食べるすき焼きスタイルもおススメ」「ごはんは早目に陶板の端に乗せ崩しながら食べる」とある。ということで卵液を半分は麺の上に、残りはつけ汁のように麺を浸して啜ることに。またライスも早目に空きスペースにオン。

麺はモチモチの中太麺でスープとの相性は抜群だ。具材はトロみある肉餡と刻みネギ。シンプルだが物足りなさはない。卵は上からかけても麺を浸しても最高のお供である。飯もスープを吸って良コンティションに。 卓上にはニンニク、刻み生姜、一味、黒胡椒があるのでお好みで。ユニークな一杯、美味しく完食した。次回は濃厚豚骨を啜ろう。

<店舗データ>

【店名】 竹三郎
【住所】 東京都台東区花川戸1-15-4
【最寄】 東武スカイツリー線「浅草駅」北口徒歩3分

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