ムラサキサギゴケ(ゴマノハグサ科・4月9日撮影)
去年の秋にも掲載したムラサキサギゴケ。今年は休耕田にムラサキサギゴケの見事な群落が出来ていました。葉はタンポポに似た葉が根のきわに出るので、ここではチドメグサなどに隠れてほとんど見えません。花の終わる頃から小さい葉のついた匍匐する枝を出して繁殖しますが、匍匐枝も隠れて見えにくい。そのためか、匍匐枝を出さないトキワハゼとよく間違えられます。
トキワハゼは道端などやや乾いたところに多いのですが、ここでは一緒に生えていたので違いがよく分かります。
ムラサキサギゴケ
トキワハゼ(ゴマノハグサ科・4月9日撮影)
トキワハゼの葉は茎にもついています。
下の写真では両方が混じって咲いています。見分けられますか?
大きくて色が濃く、形もややシャープなのがムラサキサギゴケ、小さくて色が薄く、ややおとなしい形のがトキワハゼ。こうして並べれば間違えません。
さて、こうなると・・・?
風の王国第一巻公開HPへどうぞ