草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

ナガミヒナゲシ

2009-05-18 13:56:32 | 野の花・春



 ナガミヒナゲシ(ケシ科・5月17日撮影)

 あんまり鮮やかな花なので庭に植えられていたものが逃げ出して繁殖しているのだろうと無視していたのですが、地中海沿岸から中欧にかけて自生しているものが渡ってきた、帰化植物でした。ケシ坊主がやや細長いのでこの名があります。このケシ坊主の中に細かい種がたくさん入っていて、道端などでどんどん増えています。阿片は採れません。

 数年前から、地中海沿岸などのギリシャ、ローマ時代の遺跡の写真によく写っている赤いケシがこれに似ているなと思ってはいました。でもまさか、という気がしたのですが、まさにこの花かもしれません。それとは知らないまま、作品の中にも描いてしまいました(笑)。写真はどれもピンボケで、アップに耐えるものがありません。




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アメリカフウロの実

2009-05-18 13:26:16 | 野の花・春



 アメリカフウロ(フウロソウ科・5月15日撮影)

 5月15日に掲載したばかりのアメリカフウロですが、実になったようすがあんまりきれいなのでまた載せます。この実は熟すと縦に5つに裂けて巻き上がり、先についた種をとばすようです。こうして見るときれいですが、よく増えてよく育つ、庭には持ち込みたくない草です。




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タネツケバナ

2009-05-18 13:06:19 | 野の花・春







 タネツケバナ(アブラナ科・3月24日撮影)

 米の種籾を水に漬ける頃に盛んに咲くのでタネツケバナの名がありますが、それよりはずっと早い時期から咲いています。花の咲く頃には根生葉は無いのがタネツケバナで、残っていたらタチタネツケバナなどの亜種、ということですが、それとは花や姿が違うようにも思います。写真に撮ったのは小さいものだったので残っていたのかもしれません。とりあえず、“ざっとタネツケバナ”ということにしておいて、また観察しましょう。




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