ノボロギク 2009-05-22 17:09:49 | 野の花・春 ノボロギク(キク科・3月24日撮影) ヨーッロパ原産で明治の初め頃日本に来た植物。道端や畑の脇に、真冬以外ほとんど1年中咲いています。管状花ばかりで、舌状花はまれにしかつかないので、いわゆる菊の花の形にはなりません。地味な花で、茎が柔らかいのかすぐにうつむいてしまい、“野ボロ菊”の名の通りいささかだらしない姿になります。 それでも春先のみずみずしい時期には、何でもそれなりにきれい。総包片の先が三角に黒く、鱗(ウロコ)模様を連想させるのが特徴です。 風の王国第1巻公開HPへどうぞ
コメガヤ 2009-05-22 17:08:54 | 野の花・春 コメガヤ(イネ科・5月1日撮影) 明るい林床で見つけました。アジアからヨーロッパにかけての温帯に広く自生する多年生の草です。お米にそっくりな可愛い小穂が一列にまばらにつき、その姿からコメガヤ、またの名をスズメノコメ(雀の米)と言います。名前を知らないまま、自分でつけるならコメガヤとつけるな、と考えていたら、その通りの名がついていました。 風の王国第1巻公開HPへどうぞ