元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

日々の所感を日記のつもりで記録

鎌倉・江の島七福神巡りをしてきた。例年なら一日で回るのだが、今年は不要不急の外出を控えるため、10時から14時までと、人の少ない平日の時間帯を狙って半分だけ回ってきた。

2021-02-16 16:53:32 | 旅行
鎌倉・江の島七福神巡りをしてきた。例年なら一日で回るのだが、今年は不要不急の外出を控えるため、10時から14時までと、人の少ない平日の時間帯を狙って半分だけ回ってきた。



鎌倉駅から若宮大路の真ん中を貫く段葛を通って旗上弁財天社、宝戒寺、小町大路を通って妙隆寺(ただしコロナ禍で御朱印はやっていない)、さらに小町大路を通って本覚寺、途中日蓮が辻説法した場所を見学。




旗上弁財天社の先には、鎌倉八幡宮があり、静御前が踊りを舞う舞台の横を抜けて源氏池で鯉にえさでもあげようかと思ったが、コロナ禍で売店が閉まっていた。




宝戒寺には梅の木が多数あり、赤や白い花が咲いていた。



日蓮が辻説法跡には記念碑が建っている。



彼はこんなところで、国難にどう対処するのか、必死に訴えていたんだ。昔は人どりはあったのだろうか?今は小町通りがメインになってしまったが。
本覚寺は、立派なお寺。
その後は、一度鎌倉駅に出て、鳩サブレを購入して、小町通りを抜けて横浜鎌倉線を歩いて、鎌倉五山第一位の建長寺を超えて、浄智寺へ。



ユーモラスな布袋様が迎えてくれる。



貧富の差が広がった階級社会で苦しいだけの現代社会だけれど、いつもで微笑みを、ユーモアを忘れずに生きようと元気をもらって、今日の小さな旅は終了。

私が高校生の頃はカラヤンやバーンスタインが人気がった。当時はビデオもなかったので、家のレコードで彼らの音楽を聴いていた。それが今、あのころ聴いていた彼らが指揮するコンサートがテレビで見られるのである

2021-02-16 08:56:18 | 芸術(美術展・映画・コンサートなど)
コロナ禍でライブやコンサートへ行けない日々がずっと続いている。家でテレビのクラシック音楽番組を録画して何回も見ている。私が高校生の頃はカラヤンやバーンスタインが人気がった。当時はビデオもなかったので、家のレコードで彼らの音楽を聴いていた。それが今、あのころ聴いていた彼らが指揮するコンサートがテレビで見られるのである。今聴いてもやっぱり素晴らしいと思う。ただ見ていて感じる違和感は、女性の演奏者が一人もいないことである。映像を見て初めて気づくが、昔は全て男性の演奏者ばかりだったのである。現在でもウイーンフィルなどは、女性の演奏者は少ないが、私の地元の神奈川フィルハーモニー管弦楽団には多くの女性がいて、実に素晴らしい演奏を聴かせてくれる。そして、この状態がすごく自然なのである。他の業界も、特に政治家や企業の役員、スポーツの管理団体の役員数も、男女同数になる日が早く来るといいなぁ。

今日のジャズは、八代亜紀さん。演歌が本職だが、彼女が歌うジャズがまたすごくいい。

2021-02-16 08:13:01 | ジャズ
今日のジャズは、八代亜紀さん。演歌が本職だが、彼女が歌うジャズがまたすごくいい。ジャズのアルバムは少ないけれど、「Mr. SOMETHING BLUE ~Aki's Jazzy Selection~」に収められた「YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO (LIVE IN QUEST)」は、最高。もっと阿川泰子さんのようにジャズのスタンダードを歌ったアルバムを出して欲しい。
ブルーノート東京でのライブは、まるでライブアルバム「八代亜紀と素敵な紳士の音楽会 LIVE IN QUEST」のようなジャズのスタンダードと、彼女の持ち歌の演歌だった。演歌とジャズ、どちらもルーツに直接歌いかけるせいなのか、ジャズクラブで聴く演歌に全然違和感がない。
演歌も小さい頃から好きだったけど、演歌を聴くと日本人の血が騒ぐというか、歌詞を含めて音楽が身体の芯まで染み渡る。手を突き上げてコブシをつけて歌うと、手の動きに合わせて体中に電気が走って、聴衆の肩や腕にかかる余計な力も頂点に達してくる。そして最後のビブラートと一緒に身体の力が抜けていき、逆に気分が盛り上がる。まさに血が騒ぐ。これは演歌にしかない生理現象である。

日本オリンピック委員会のホームページにあるオリンピズムの根本原則を読んでみた。その中で気になったのは、第4項で以下のように書いてある。

2021-02-15 11:57:53 | 時事エッセイ
日本オリンピック委員会のホームページにあるオリンピズムの根本原則を読んでみた。その中で気になったのは、第4項で以下のように書いてある。
「スポーツをすることは人権の 1 つである。 すべての個人はいかなる種類の差別も受けることなく、オリンピック精神に基づき、スポーツをする機会を与えられなければならない。」
これは憲法25条の第1項「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」と同じ違和感である。
文化的な最低限度の生活を営む権利とは何であろうか?確かに図書館に行けば無料で本を借りられるが、その他の文化、例えばクラシック音楽や歌舞伎に能、映画、絵画は全く無料では手に入らない。
それと同じく私は人権の一つであるオリンピック精神に基づきスポーツをする機会は与えられているのだろうか。そもそもオリンピック精神を国から学んだことはない。学校の体育の時間で数種類のスポーツを学んだ経験はあるが、卒業後全くスポーツをする機会はない。オリンピック種目である馬術やアーチェリー、ヨットなどのスポーツをしてみたいが、する機会が身近にない。東京都の2017年の試算では、五輪の全国への経済波及効果は大会前後17年間で約32兆3000億円に上る。本当にそれだけの経済効果があり、その効果が国民に還元されるのか?はなはだ疑問である。
今回はあまりに経済に偏り過ぎて、国民の人権の一つであるスポーツをする機会の提供が蔑ろにされているのではないか。オリンピック費用3兆円が国民のスポーツ振興に使われていたら、経済効果はもっと高いのではないか。
例えば、馬術、アーチェリー、ヨットなどを教える施設や教室が全国的に増えたら、スポーツ人口が少ない同じくフェンシング、クライミング、カヌーなども施設や競技人口が増えたら、恒常的な経済効果に加えて、国民の健康も増進するのではないか。

今日のジャズは、阿川泰子さん。最初に私がジャズに興味を持ったのは、彼女のスタンダードジャズを聴いたからだ。

2021-02-15 09:05:56 | ジャズ
今日のジャズは、阿川泰子さん。最初に私がジャズに興味を持ったのは、彼女のスタンダードジャズを聴いたからだ。
「A列車で行こう」、「スターダスト」、「ムーンライトセレナーデ」と数え上げたらきりがない。
そんなたくさんあるスタンダードから、今日は雨降りなので「Gentle Rain」。わたせせいぞうさんのハートカクテルにも「二人のリクエストはジェントルレイン」があり、とても切ない恋物語になっている。
悲しい物語より、こんな楽しい物語を考えて聴くのがいいねぇ。

駅に着いたら、雨が降っている。駅のコンビニで700円の大きめのビニール傘を買った。
きっと彼女も傘を持ってきていないだろう。倹約家の彼女は、傘など買わずにきっとこのぐらいの雨なら濡れて会社まで歩くに違いない。
待つこと15分、彼女が駅の改札から出てきた。
「おはよう、R君」
「おはよう、雨だね。入って行く?」
「だめねぇ、また傘を買ったのでしょう。そんな無駄遣いばかりしていたら、家計を預かる奥様が大変よ。」
「突然の雨だし、会社まで濡れていくのも」
「そうね、ありがとう」
M子は、カバンから折り畳みの傘を出すのをやめた。