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制作終了~

本日の制作はこれで終了です。
久しぶりに仕事をした感じです。
もっと10枚くらい描けるかと思っていたけど、
結局一日で5枚でした。
詩を書くのも悩んでしまいました。

なにか感想がありましたらどうぞ。
また体調が良いときに、描いてUPしたいと思います。
では、おやすみなさい。
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「300メートルの旅人」・5枚目の絵・

旅に出たいものだ
行き先も決めず
気の向くまま足の向くまま
たどり着いた先々で
絵をかき詩をうたい
わずかばかりの小銭を稼ぎながら
放浪を続ける

いいじゃないか
孤独を愛する旅人の画家と呼ばれて
さながら山頭火のようだな

――家の近くの橋までの距離300メートル
久しぶりに散歩へと出発する
このところの運動不足がたたってか
車椅子をこぐ腕が痛い
あきらめて橋上手前でUターン
自動販売機でジュースを買って帰宅する
たった300メートルで30分の旅人か
孤独など愛せるものかと寝返りをうった

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「田舎の空の下で」・4枚目の絵・

ぼくの住む町は
田舎の方すみの小さな一角で
すこし前は畑ばかりの風景で
のら着姿ばかりが目に入ってきた

そんな町に生まれて
どこに出ることもなく暮らしてきた
ときおり平凡な日常に嫌気がさして
都会に憧れたころもあったが
家を離れる
勇気までは持っていなかった

ぼくの住む町から見える空は
電線が何本も揺れていて
いつ眺めても変わり映えのない空に見える
ある日ぼくは思いをはせる

きっとこの空はとおくアメリカまで繋がっている
さらにはアフリカ シベリア 北極までだって
ぼくの町から眺める空は
はるか宇宙にだって繋がっているのだ

そう思ったら
ぼくはこの田舎から見える空が
急に好きになった

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