それは昔、私がまだ学生の頃オーディオに夢中になった時期があった。
大学生になって寮に入り友達のオーディオを初めて聞いた時びっくりしたのだ。
恥ずかしながらそれまで私はいわゆるステレオというものを知らなかった。
両脇に置かれた2つのスピーカーから別々の音が出てきてその臨場感たるや革命的だった。またその低音にもびっくりしたものだ。
すぐにお小遣いをはたいてアンプとチューナーを買った。その頃はセパレートタイプのオーディオが流行っていて私はパイオ二ア製のものを買った。確かアンプとチューナーがそれぞれ5,000円位だった気がする。一番安いタイプだ。
スピーカーはちゃんとしたものを買うと高いのでスピーカーユニットを買ってきてそれをダンボール箱をくり抜いたものに取り付けた。このダンボール箱が凄い威力を発揮するのだ。ユニットだけではほとんどスカスカの音なのだが箱に取り付けたとたん素晴らしい音に生まれ変わるのである。そしてその音の変化に魅せられその時から私の長いスピーカー製作病が始まった。
今から考えると幼稚なものばかりだが、その頃は訳もわからず必死でどうしたらいい音が出るのか試行錯誤したものだった。ある時は電気店の3階に高級スピーカーばかりを展示しているコーナーがあって人がほとんど来ないのをいいことに必死で寸法測定しそっくり同じスピーカーを作ったりした。しかしスピーカー内部は想像して作るわけだし外観だけにせてもうまくいくわけもなく、それがまたアルテック?(だったかな)とか言うメーカーの劇場用のどでかいホーン型の低音用スピーカーで、ユニットも30cm径ウーファースピーカーを使った。今から考えると当たり前だが音を出した途端、箱全体からの凄いビリビリ音、共振音だ。あえなく撃沈!それからそのスピーカーはどうなったか実は今あまり記憶がないのだがスピーカーとして使った覚えがないので多分物置にでもなったのだろう。
それから何十年か経ってこの前久し振りにスピーカーを製作したのだが、自分ながら上達したものだと自己満足している。
大学生になって寮に入り友達のオーディオを初めて聞いた時びっくりしたのだ。
恥ずかしながらそれまで私はいわゆるステレオというものを知らなかった。
両脇に置かれた2つのスピーカーから別々の音が出てきてその臨場感たるや革命的だった。またその低音にもびっくりしたものだ。
すぐにお小遣いをはたいてアンプとチューナーを買った。その頃はセパレートタイプのオーディオが流行っていて私はパイオ二ア製のものを買った。確かアンプとチューナーがそれぞれ5,000円位だった気がする。一番安いタイプだ。
スピーカーはちゃんとしたものを買うと高いのでスピーカーユニットを買ってきてそれをダンボール箱をくり抜いたものに取り付けた。このダンボール箱が凄い威力を発揮するのだ。ユニットだけではほとんどスカスカの音なのだが箱に取り付けたとたん素晴らしい音に生まれ変わるのである。そしてその音の変化に魅せられその時から私の長いスピーカー製作病が始まった。
今から考えると幼稚なものばかりだが、その頃は訳もわからず必死でどうしたらいい音が出るのか試行錯誤したものだった。ある時は電気店の3階に高級スピーカーばかりを展示しているコーナーがあって人がほとんど来ないのをいいことに必死で寸法測定しそっくり同じスピーカーを作ったりした。しかしスピーカー内部は想像して作るわけだし外観だけにせてもうまくいくわけもなく、それがまたアルテック?(だったかな)とか言うメーカーの劇場用のどでかいホーン型の低音用スピーカーで、ユニットも30cm径ウーファースピーカーを使った。今から考えると当たり前だが音を出した途端、箱全体からの凄いビリビリ音、共振音だ。あえなく撃沈!それからそのスピーカーはどうなったか実は今あまり記憶がないのだがスピーカーとして使った覚えがないので多分物置にでもなったのだろう。
それから何十年か経ってこの前久し振りにスピーカーを製作したのだが、自分ながら上達したものだと自己満足している。