CONTRY LIFE of オーダー家具のサンデー工房

サンデー工房は愛媛県松山市にあるオーダー家具専門店です。オーナーhiroのカントリーライフをマイペースに綴っていきます。

午後から結婚式に出席

2008-05-10 23:47:57 | Weblog
今日は午前中で仕事は切り上げ。午後は家内の親戚の息子さんの結婚式に出席のためである。今回は特に出番のない結婚式なので気が楽である。思う存分ご馳走を頂き彼に祝福を贈ろうと思う。
最近は人前結婚式というのが流行のようで仲人さんのいない結婚式である。
確かに昔から頼まれ仲人さんがほとんどで形式的な場合が多いと思うのでそれもいい方法かと思う。
食事はバイキング方式なのだが、周りは知らない人ばかりなのでいつものように皿に山盛りという訳にもいかず少し不満。
よかったのはずっと生バンドの演奏があったこと。キーボード、ドラム、ベース、リードギターの組み合わせであるが、やっぱり生はいいなあ。普通の結婚式でバックグラウンドミュージックとして弾くのだからそんなに有名なバンドでもないわけであるが、さすがにプロはプロ。ギターの指運びはさすがというところか。
何十という曲をこともなげに演奏していく様は憧れである。
私も若い頃はエレキギターに憧れ練習したのだがコードを覚えるまでがやっとで華麗な指運びなんてとても無理だと気づいて早々にあきらめたものだ。
プロの世界は厳しいものだ。
私も木工家の世界で本当のプロの域に到達できるだろうか。

サンデー工房の塗装

2008-05-10 00:57:05 | Weblog
本日一部塗装に入る。サンデー工房の場合は基本的に部品の段階で着色及び仕上げをおこなう。オイル仕上げだと組み立て完成後に仕上げする事も可能ではあるがサンデー工房は仕上げはワックス処理なので組み立て後では隅の部分の仕上げが汚くなってしまうからである。
サンデー工房でも塗装についてはいままでいろいろ変遷があり今の方法に落ち着いたのは4年ほど前である。最初はオイルステインにオイル処理を施していたが今ひとつの感じがして現在は水性ステインにて着色後ワックス処理という方法に落ち着いている。
水性ステインといってもこれがまたメーカーによって仕上がり感が異なる。
顔料系か染料系によっても違いが大きく、まさに今使用しているステイン以外をいろいろ試したが、このメーカーのものしか気にいるものがなかったのである。このメーカー、欠品する事が多く、もっと安定供給してくれる所はないものかと一時期探しまわったのだが結局みつからなかった。しかし今でも目新しいところがあると問い合わせしてサンプルを頂いたりしている。
ワックス仕上げについてもやはり微妙な肌触り感はこの方法が私としては一番だと思っている。
しかし人によって感性が違うのでこの塗装方法が誰に対しても一番という事はなくいろんな方法があってよいと思うがサンデー工房では今後もこの塗装方法にこだわっていきたいと思っている。
塗装については話しきれないほどの思いがあるのでまた別の機会にお話したいと思っている。

テレビは面白くない?

2008-05-09 01:15:26 | Weblog
木工には関係ない話。
最近というかかなり前からテレビが面白くない。仕事中は常にラジオを聴いているのでこちらはなくてはならない存在なのだが、テレビはどちらかというとない方がいいかもしれない。
その理由、お笑い番組ばっかりで馬鹿になりそう。いつも同じ顔ばかり。話の内容がない。報道番組で政治家や評論家がが討論するとき、当然ではあるが絶対自分の意見を曲げないこと、人の話を聞かない事、相手の話をさえぎっていかに自分の意見を通すかに必死になること。だから結論が出ないので消化不良になる。もう少し事前に意見をまとめておいてくれ。最近のガソリン暫定税率の話。25円安くなる事だけクローズアップしすぎ。市民へのテレビインタビューも25円安くなるから暫定税率反対ってそんなうすっぺらいインタビューするな。
大体たまたまひとりがしゃべったインタビューをいかにも大勢の人の代表の声のように誤解するような放映をする事自体おかしい。
ニュースは局の思想を入れることなく真実のみそのまま放映して欲しい。
実は橋本知事を応援しているのだが、あら捜しばかりするコメンテーターが多すぎ少なくても自分の利益のためにではなく頑張っているのだから少々の事は目をつぶってでも応援したい。
歌番組。知らない曲ばっかりでつまらない。
なんていいながら結構テレビ見ていたりして・・・。

農作業も忙しい

2008-05-08 00:33:19 | Weblog
この仕事をしているといろいろな悩みも出てくる。
もちろん、どんな職業でもそうであるが個人事業主としては、周りにはなかなか相談できる人もいなくて、ひとりで考えこんでしまう事も多い。
ただ同じ仕事をしている人は、全国にたくさんおられて、なかにホームページを開設している方も大変多くなってきた。
その中には商品販売とあわせてその仕事ぶりや考え方なども知る事ができる場合が多い。
私にも大変共感し目標にしている木工家の方がいる。相談にも真剣にのってもらえいつも感謝しているのだが、いちどお会いしたいものだ。
こういった方と知り合えるのもインターネットのおかげですね。
さて今日は田植え機に載せる苗パレットの準備をした。
そう私は木工の仕事と同時に米作り農家としての顔も持つのだ。
自給自足が目標なので最低限自分で食べる米は自分で作る事にしている。
昔と違って機械がそろっていれば主な農作業は1年間のうち田の耕しに2日間、田植えに2日間、収穫に2日間あれば完了する。あとは除草作業がある。
これが大変。だから5月、9月あたりは農業も忙しくてサンデー工房の仕事と重なり大変なのだが、今までも何とかなってきた。
そろそろ日本も食糧パニックを起こしそうなので誰がなんと言おうと米作りはこれからも続けていこうと思っている。
またいつも室内のほこりの中で頑張っている自分には青空の下での農作業は気分転換に最高なのである。

木取りの日

2008-05-06 23:05:29 | Weblog
今日は注文品の木取りをおこなった。
木取りとは原材料から家具を構成する部品の加工に必要な寸法の材料を取り出す作業であるが、家具の製作過程においては一番疲れる作業である。
原材料にはいろいろな木目、節など見た目の違い、あるいは密度やくせがあり、家具のどこにどの材料を使うかを判断するのは難しい面が多い。
家具の目立つ部分にはいい材料を使いたいし、目立たない部分には木目の綺麗さなどは無視してもよいがからといってひずみのある材料などを使えば狂いが生じてしまうであろう。カントリー家具では節をうまく配置することによりいろんな雰囲気が出せるが、形のいい節を適当に配置する所まではいいのだが大きい節やいびつな節を使うのはかなりセンスと勇気のいるところである。勇気のない私などはついつい形のいい節をバランスよく配置する方に頭がいってしまうのだがここで大胆な材料使いができるようになればよりいい家具が作れるようになる気がする。
いかに材料の無駄をなくすかも木取りにかかっている。高い材料を無駄に捨てるわけにもいかず、大きい部品と小さい部品をいかに原材料に配置するかである。
大きい材料が取れるはずの原材料の中央にに小さな割れや傷があるためにそれができなくなる事も多い。
そんないろいろな障害をクリヤし木取りが終わるともう製作過程の半分が終わったようなほっとした気分になる。
集成材を使えばこういった苦労はないのだが、木目の美しい本当の無垢の家具を作るためには必要な苦労だと思って頑張っている。


展示用の新作家具

2008-05-05 02:03:55 | Weblog
サンデー工房 今月(5月)の新作にてご紹介したDS141のオープンハッチボードはお客様のご注文品ではなく工房内展示室用の展示品として製作したものである。
以前から機会があればぜひ作ってみたい家具としてリストアップしていたが、今回製作することができ出来栄えには満足している。
ポイントはデスクとして使用可能であると同時に天板を収納すればカップボードのようなインテリア性のある家具に変身できること。スペース的にも邪魔にならず普段はインテリアとしてまた読書スペースや家事スペースとして使って頂きたい。
苦労した点は天板を開き設置する際、脚として使用するフレームのロック構造をどうするかであった。ロックをちゃんとしないと使用中脚が突然倒れたりすれば一大事になるであろう。試行錯誤の結果脚を開くと自動的にロックができるようにする事ができた。構造を見ればなんだこんな事かと思われるようなものであるが、私がいつも思うのはこういった機械的なシステムはいかに簡単な構造で機能を果たすことができるかにかかっているという事だ。
そのほか全体的なイメージもとてもいい感じにできたので、サンデー工房にお立ち寄りの機会があればぜひご覧頂きたいと思います。

陶芸窯を設置

2008-05-03 23:23:01 | Weblog
とはいっても、私ではなく私の兄の話。彼はもうすぐ定年なので定年後はこちらの実家に帰って20年来の趣味である陶芸を本格的にやろうという事だった。
灯油窯と電気窯2台を設置する為に倉庫を改造する必要があり、こちらにいる私がいろいろ手伝うことになった。設備を作ったり、改造したりする仕事は大好きなので、楽しい。おまけに兄も工事費を出してくれるので、私としてもいい加減な仕事はできない。先日はるばる東京と滋賀県からメーカーの人が窯の設置の為やってきた。さすがプロ、何トンもある窯を手際よく設置完了、試運転も終わり朝来て昼には引き上げて行った。おー!さすが大迫力。私はちゃんとした陶芸は一切やった事がないのだが興味がわいてきた。兄の言うには電気窯はコンピュータで温度管理するので失敗は少ないのだが、均一なものになり面白みに欠ける。反対に灯油窯は温度管理が難しいので失敗も多いが、変化のある面白い物ができるのだそうな。
兄の陶芸の場所と私のサンデー工房は隣同士の場所にあるので、陶芸と木工!お互い協力すれば双方のお客様にとって興味を持って頂ける空間が演出できるのではないだろうかと、夢を膨らませている。そのためにはどういう工夫をすればよいか、思案中である。こりゃ楽しいなあ。

スピーカーボックスを製作する

2008-05-01 21:29:39 | Weblog
サンデー工房のHPにて紹介したが、和家具をリフォームした際その両脇に一体感を持つようなデザインでスピーカーを製作した。この和家具は布団箪笥をテレビ台に改造したもので注文品ではなく我が家用に製作したものである。
実はお客様より和家具のリフォームを依頼された際、2段の家具の内上部の家具の処分を依頼されたので私が頂いたわけである。本物の和家具はリフォームのやり方しだいにより洋室にも見事にマッチングするような重厚感溢れた素晴らしい家具に変身するのである。
今回も満足できるものに仕上がったのであるがただ形状的にもう少し幅が広い方がさらにバランスが良くなると思われた。そこで両脇にスピーカーを設置したらどうかと思った訳である。しかも一体感が出るように。デザインを和家具にあわせ材料も同じケヤキを使用した。さらにスピーカーのタイプ構造にこだわった訳である。高さと奥行きに十分な寸法がとれるためバックロードホーン構造が可能と思われた。バックロードホーンとはその名の通りスピーカーコーンの裏面の振動をホーン型に構成された道を通り外部に伝えるスピーカーボックス構造である。
スピーカーとしてはもっとも効率の良い素晴らしい構造なのだが量産が難しくほとんどの大手のメーカーからは販売されていないスピーカーである。
家具屋の自分としては設計図さえできれば製作自体は難しくないはずなのでトライしたわけである。いろいろ文献を調べ何とか設計図ができ完成することができた。
ボックスが共振しないよう25mm厚の合板を使用し十分な補強もほどこした。
結果は・・・その素晴らしい低音域には感嘆した。本当はスピーカーユニットも専用の物を使用すべきなのだがとりあえず手持ちの普通のスピーカーを使用したのにもかかわらずである。
今回の経験で改良すべき点もあったのでもう一度さらにグレードアップしたものを
製作したいと思っている。スピーカーユニット自体にはほとんど無知なのでそのあたり詳しい方がいればぜひ教えて欲しい。