大分トリニータ 第13節 5月6日 対鳥取 3-0 勝ち

2012-05-08 13:05:45 | 大分トリニータ


私達夫婦には共通の夢がある。

それは「親子5人でトリニータを応援する事」なのだ。
大銀のG裏ならなお最高である。

「なーんだ、簡単じゃないか」と思われるだろう。

しかし、これがなかなか大変な事なのだ。

日曜日が仕事の息子。
県外にいて5月のG・Wとお盆しか帰れない娘。
そのG・Wとお盆が逆に忙しくて休めないお嫁ちゃん。

一年を通して5人が昼揃うだけでも大変なのに子供2人とも
サッカーに興味がないというおまけつき。

まぁしょせん夢は夢。

何時の日か叶うときもあるだろうくらいに思っていた。

ところがどうした事か5月3日、話の流れから子供2人が
ドームに来る事になった。

お嫁ちゃんはどうしても仕事を休めないため
「まずは4人でG裏に」という話になった。

なぜ急に子供達はドームに来る気になったのだろう?

仲間の一人は「一ヶ月前ヒロボーさんは手術をしたでしょう?」
      「その時にガンか何かが見つかって、今のうちに
      親孝行しようなんて思ったんじゃないですか?」
      などと脅かす始末。

そういえば理由を聞くと「親孝行」ってやたら言っていた
ような気がするんだけど・・・。笑






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




いつもより30分遅れて大銀ドームに到着。
「きれいで大きい」と感動の娘。
「ここに来たからには一生懸命トリニータを応援して一日を楽しもう」
と息子。







応援メッセージを書き込む「G裏町内会」のOさんご夫婦。
















初めての「ニータン」にかわいいを連発する娘。






いらん世話なんやけど二人のキョリが微妙な「ま○さん」ご夫婦。笑










「サッポロビールサンクスデー」ということで祝杯用に黒ラベル1ケース買いました。

勝った時の「黒ラベル」は本当に格別にうまかった。

(まだ買っていない人はぜひ。)













11番「ムライ」。

今日はいつものボランチから3トップの一人に。
何と、開始3分、ダイレクトシュートでいきなりのゴール。






子供達に「今のゴール見えた?」と聞くも「向こう側でよく見えなかった」との返事。
「なーに後半攻撃が逆になるからこっち側でゴールするところが見えるよ」と
言ったからにはどうしてもゴールを決めて貰いたい。





ハーフタイム。

「サッポロビール」様の勝利の星がゴール裏に移動してきた。





後半20分「イシガミ」からのボールに「タカマツ」がヘッドで決めてくれた。
ホームでの得点は1年9ヶ月ぶりのゴールだ。


その9分後ドンミョンからのすばらしいクロスを再び「タカマツ」が合わせて3点目。
勝負ありだ。


もうG裏は最高潮。
「タカマツ」のチャントにタオマフが回る、回る。





この時点で3-0.

「トリニータオーレ」はほぼ確定だろう。

今日来た8000人以上のトリサポの幸せな事。

その事を子供達に伝えるも何がそんなに嬉しい事なのか
いまひとつ解ってもらえない。
まぁそれはそうだろう。






そして、少し早めの時間から「トリニータオーレ」が始まる。






もう何と言うか、トリサポで良かったと思う瞬間だ。

選手が一生懸命ゴールを決めてくれたから私達は誇りを込めて
この歌を歌う事ができる。

このときアディショナルタイムが5分とオーロラに映る。

ならばこの5分を今日来れなかったお嫁ちゃんのために歌おう。







試合終了。

3-0   の完勝。

選手の笑顔が良い。








こういうフラッグはだいたい「サンペイ」が持ってるよなぁ。





「こらこらドンミョン、キャプテンより前を歩いたらだめやろう」







「3歩下がってキャプテンの影を踏まず」なんてコトワザなかったっけ。笑








「あれ?あれれ?  ミヤサンもしかして泣いてるの?」・・まさかなぁ。






で、まぁ恒例のラインダンス。





今日はあの人ではなく「デカ」







「デカ」ダンス?





「お~~なんてきれいな? ラインダンスだ」  ププッ






「えーい、こうなりゃあ皆出て来いやぁ」




いやいや出てきた「ムライ」。
何とそのとたんに終わる「大分よりの使者」。
なんて「間」の悪い人だ。







「あ~はしゃぎ疲れた」とデカ。





「おい、サッポロ様のマークを踏むなよ」とキャプテン「ミヤサン」。

「だーれもマークは踏みませんよキャプテン」。





と、そこにインタビューを受けていて遅れてやって来た「ミスタートリニータ」。





まさか?  まさか? 「ミスターそこはだめだよ。よけてよけて」






「あ~~踏んじゃった。」  「だから言ったのにぃ」





でもでも大丈夫だよミスター。

ニータンが代わりに誤るからね。

「サッポロ様、ごめんなさい。」 ペコ。








子供達に今日はどうだった?  と聞いた。

「必ずもう一度嫁さんと来る」と息子。

私に手のひらを見せ
「手を叩きすぎて豆ができたよ」と言いながら
「感動した」と目を輝かせた娘。

その「感動」は何に対してだったのだろうか?

G裏の仲間との連帯感に対してだったのだろうか?

ひたむきに応援を続けるサポーターに対してだったのだろうか?

足をつりながらそれでも走り続ける選手に対してだったのだろうか?

今日子供達が参戦した事で、「私たち家族5人揃ってトリニータを応援する」
という夢に一歩も二歩も近づいた。

でも5人でないかぎりその夢は「夢の途中」にすぎない。


このブログのタイトルどうり

「諦めない限り夢は必ず叶う」


そのときこそトリニータオーレをみんなで歌いたい。



































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