午後9時。
仕事が終わる。
はやる心を抑えつつ自宅まで一目散。
家に着いた。
2階に駆け上がる。
もちろん右手には祝杯のビールを持って。
ロスタイムに入っている。
残り3分。
点差は2点。
「首位か?勝てば首位なのか?」
黙ってうなずく涙目の奥様。
主審の長い笛。
勝った~~。
ツイッターを見る。
すごい書き込みだ。
みんなの興奮度が半端ではない。
録画を見る。
「タメダ」がすごい。
粘って粘って体勢を崩しながらクロス。
Gキーパーがはじく。
そこにものすごい勢いで「タカマツ」が飛び込む。
泥臭いって?
でも「タメダ」がボールをキープしていたときには
まだはるか遠くにいた「タカマツ」。
そこから全力で走ってきてそのまま体ごとネットの中に。
涙ものだ。
あきらめない「タメダ」
そのボールを無駄にしなかった「タカマツ」

まだある「デカ」のゴール。
ジョンハンからのボールを反転シュート。
Gキーパーが弾いたところを再びシュート。
ボールを追うことを諦めない。
ゴールを狙うことを諦めない。
当然の首位だ。
まだまだ先はある。
浮かれず次のホームを見据えて・・・。
と書きたいところだが、今日くらいはまだまだ余韻を楽しみたい。
大分トリニータ 7月8日 J2 首位
