讃岐遠征(その3)女木島(鬼ヶ島)・屋島

2014-11-21 15:53:10 | 大分トリニータ
11月16日(日) 天気 晴れ 
讃岐に入って3日目。
昨日のレイチェルのゴールや上福元のダンス、選手それぞれの動き等を嫁と話しながら車を走らせる。
もし、嫁と同じ趣味でなかったら、どちらかがトリサポでなかったら・・・。
何時間も車の中で2人きりでいったい何を話題にしただろうか?
もちろん子供の事や、孫の事も話すだろうが・・・・。
今更ながらトリニータがあって良かったって思う。 
生活の一部ではなく生活そのものだもんね(笑)




「瀬戸大橋記念公園」
午前7時50分、瀬戸大橋最高のロケーションにある瀬戸大橋記念公園に到着。
ここは瀬戸大橋架橋記念博覧会(瀬戸大橋博'88/四国)の会場跡地を整備した面積10.2haの海浜公園。

この階段を登っていくと・・・。



目の前には真っ青な空と海に挟まれた瀬戸大橋が目の前に広がる。
言葉を失ってしまうってこのことだよね。




解りにくいかもしれないが道の下を電車が通っているのが見える。
橋の上部に4車線の瀬戸中央自動車道が走り、下部にJR本四備讃線(愛称:瀬戸大橋線)が通る2階建ての構造になっている。



「瀬戸大橋タワー」
108mの高さから360度のパノラマ眺望で瀬戸内海を楽しめる回転式展望タワーで1分間に1周するらしいが、朝が早いためか誰もいなかった。



この公園で30分程眺めを堪能して「さぬき浜街道」を走り「サンポート高松」へと急ぐ。
次の目的地は「鬼が島(女木島) 」
午前9時到着。
港はなにやら車と人でごったがえしている。
船に乗れるのか心配になってくる。
係の人に聞くと駐車場がないので外の有料駐車場を利用してくださいとのこと。
歩いて再び港の中へ。



切符売り場に行くが人があまりいない。
お客さんのほとんどは「小豆島」方面だったのだろうか?
往復 740円也




午前10時出港の「めおん2」に乗る。




船内でお会いしたトリサポさんのお子さん2人。
青葉(孫)より少し大きいのかな?
かわいいので写真をお願いして撮らせていただいた。
ありがとうございました。



「女木島(鬼ケ島)」   
午前10時20分  女木港に到着。
わずか20分間の船旅だ。




鬼ケ島だけあって出迎えてくれたのは愛嬌のある鬼。



ここで山の上にある「大洞窟」行きのバスの切符を買う。



往復 600円也


実はこのバス一日に5便。
2時間に1本しかない。


乗ってビックリしたのが、道の狭いこと。
その中を手馴れた運転手さんスイスイ登っていく。
たまーに、木の枝がバスに当たる音がする(笑)



バスを降りて迎えてくれたのが鬼の親子。





こんな坂を上ること数分。




「大洞窟」に到着。




大洞窟に入るための切符を買う。
大人 500円也。





ここが入り口。
かなり狭い。




腰を曲げて頭を打たないように前に進む。




中はけっこう広い。
ガイドのおじさんの方が鬼の顔よりも何か恐く感じるのは私だけなのか(笑)



鬼瓦・・・こんなにたくさんあると何か不気味な気がする。



鬼が会議中らしい(笑)
なぜか杯の中にお賽銭が入っているのが面白い。




奥行約450mの入り組んだ洞窟内は夏は涼しいだろうなぁ。



帰りはこの道を下っていく。



ゆっくりしたい人は次のバスで帰ればゆっくりと周りの散策もできる。




私達は11時20分のフェリーに乗って再び「サンポート高松」へと帰る。



おばあちゃんが我々に手を振ってくれた。
島には 普通に生活している方々もおり、島ののんびりとした風景を楽しみながら散歩するのもおすすめかなと思う。




片道20分の島だがそれだけでも別の場所に来たような「癒される世界」なのかなと思う。
以前の私は常に時計を見て、時間を気にする仕事だったから、時間の単位が1分だった。
休みの日に2時間も3時間も魚釣りに時間を使うと罪悪感を感じていた。
それが時間って1日もあるし、1週間もあるって気づいたのは仕事を退職してしばらくたってからだった。
職業病だったのかなって、今なら思う。




「うどんバカ一代」
釜玉うどん 第3位。
12時10分到着。
外に10人。中に10人。 20人程の人が並んでいる。
トリニータの待機列以外、並ぶのが大嫌いな私。
ここが讃岐でなければ絶対に食べないし並ばない。



待つこと10分。
中に入るとまだまだ人でぎっしり(泣)




頼んだのは「釜玉うどん」の小。
すぐ横で待っている人の視線が痛い。
じっと見られて食べるのに慣れていないのでとにかく口に入れる。
味?  それどころではない。
慌てて店を出た。
嫁も味わう気持ちではなかったようだ。
いつもこんなに人が多いのだろうか?
それともお昼の時間帯だからなのだろうか?



「瀬戸内国立公園 屋島」 
ここから「瀬戸内国立公園 屋島」へと車を走らせる。
12時50分 屋島に到着。
ここ屋島は、1934年(昭和9年)11月、国の天然記念物指定と史跡に同時に指定されている。




北嶺と南嶺に分かれ、標高は南嶺292.1m、北嶺281mとなっている。
ここ南嶺からは瀬戸内海、高松市街地を眺めることができる。
先ほどまでいた女木島(鬼ケ島)が眼下に見える。




駐車場から少し歩くと「新屋島水族館」があるので子供さん連れでも十分楽しむ事ができる。



色づいた周りの木々を見ていると・・・。



「瓦投げ」     
なぜか昔からこういった類が大好きなんだよなぁ。



せんべいの少し硬いようなものが8枚入っている。



これを目の前にある直径50センチ位の輪の中を通す事ができれば「厄除け」ができますよっていうもの。



簡単そうで案外難しい。
7枚目まで惜しいのはあったものの失敗。
最後の1枚。
見事に輪の中を通過。
成功。
ウソのようだが本当の話。


「屋島寺」    
しばらく歩くと 四国八十八箇所第84番札所の屋島寺がある。


だから「お遍路さん」をたくさん見かけたわけだ。
もう少ししたら私達も四国八十八箇所を2人で廻りたいねと話しているが来年になるのか再来年になるのか(笑)




下る途中にある「源平屋島古戦場」



麓の檀ノ浦は1185年3月22日 源平合戦「屋島の戦い」の舞台となった有名な古戦場で、 源氏の那須与一が、平氏方の軍船に掲げられた扇の的を射抜いた話はあまりにも有名である。




「高松城跡・玉藻公園」
その「屋島」を午後2時に出発し、到着したのが「高松城跡・玉藻公園」
国の指定史跡。


高松城とも別名・玉藻城とも言われている。
なぜか?
万葉集で柿本人麻呂が讃岐国の枕詞に「玉藻よし」と詠んだこと、高松城周辺の海域が玉藻の浦と呼ばれていたことに由来する。
瀬戸内海の海水を掘に引き込んだ城は日本三大水城として知られている。

入園量 200円也。




中に入るとりっぱな松がたくさんある。
これは高松の名前とも関係あるのだろう。





「月見櫓」
日曜日のみ中に入ることができる。




急な階段を登っていく。
手すりを持たないとあぶない。
眼下の松を見て降りた(笑)



「ど根性 松」
岩石の割れ目から芽吹いた、ど根性松をご存知だろうか?




岩石のひび割れた部分に松の種が落ちて成長したのではないかと言われている。
ひび割れたわずかな隙間に溜まった栄養素を取り込んで成長しているため、ここまで大きくなるにも19年ほどの歳月がかかっているそうだ。
そしてこの場所は「大願成就」ではなく「大岩成樹」らしい。
ダジャレがキター(笑)



「栗林公園」    
夕暮れは早い。
午後3時45分栗林公園に到着。
この公園は国の特別名勝に指定されている庭園の中で最大の広さをもっている。
松の緑濃い紫雲山を背景に、6つの池と13の築山を巧みに配している。



車での観光もここまで。
午後4時40分ホテルに到着。
電車でAさんと待ち合わせている「高松駅」へと急ぐ。
夜の「玉藻公園(高松城跡)」
また昼とは違った感じがする。



さてさて昨日の夜が「祝勝会 第1弾」で今日が「祝勝会 第2弾」
どんだけ飲み会が大好きやねん(笑)
待ち合わせ場所の「高松駅」に着いたときはもう真っ暗。
Aさんは寒い中、すでに待っていた。
お待たせしました。




居酒屋「わらじろ」さんへ3人でGO!




まずは香川県の「地ビール」「びわ酒」「かりん酒」でカンパーイ。




続いて高知県の名物「チャンバラ貝旨煮」を



ここまできたら愛媛県名物「げたの一夜干し」を頼んじゃおう。


「香川」「高知」「愛媛」ときたら残るは「徳島」でしょう。
はい、頼みましたよ芋焼酎「鳴門金時」




で、締めがラーメンではなく・・・スイート(笑)




仲間と勝利のお酒を飲みながらトりニータの話で盛り上がる。
こんな楽しい時間は他にはない。
トリサポで良かったとこのときも思った。
いつものように「勝ち点 3」



讃岐遠征(完結)東洋のマチュピチュ・かずら橋 に続く。



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